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心療内科を受診しているけれど認知症がこわい

昨年秋ころから、抗うつ剤の服用を始めた。
舌痛症になってしまったから。
氷を舐めたあとのように舌が冷たかったり、
ずうっとぴりぴりとした違和感があったり
痒みを感じたり。
かかりつけの歯科クリニックに相談し、診察を受けた結果が
「間違いなく舌痛症です。精神的なものが原因ですね。ストレスです」
舌痛症のほかに、四十肩からの五十肩を5年ほど患っており、長患いは心的な要因が大きいのだとか。
 ――仕方がない、いよいよ心療内科に行くとしよう。
決心し、予約を取ろうとしたところ、どこもかしこも空きがない。
精神的に参っているひとの、なんと多いことか……。

なんとか初診を受けることができ、薬の服用を始めたのだけれど
症状は一進一退といったところ。
ただ、不眠に陥るほどの痛みが生じていた五十肩が、かなり楽になったことは嬉しい。ストレスって、こんなに身体にダメージがあるものなのか。

薬に効果を感じられてありがたい。だが、再診のたびに医師から薬の増量を勧められるのがとても嫌。ネットで処方薬を調べたところ、依存性の高いものと書いてあったからだ。また、やめるときには離脱症状が起きるため、注意が必要である、とも。

「眠れないなら、睡眠薬も出しましょう」と、
入眠剤の処方も勧められたが、これも断った。
どちらも脳に強い影響を与える薬だ。
仕事柄、認知症の方と接する機会が多いので、彼らの服用している薬に
こうしたものが多いことを知っている。このため、服用はできるだけ
少なくしたい。

それにしても、世の中のストレスの多さよ。
何が足りないのだろう?
平和?もちらんだろう。
不安は今も将来も大きい。
安心が足りない。安心が足りないから、がんばる。がんばり続ける。
終わりなく。
社会全体でバーンアウトしているのかも。




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