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現場はいつも必死!本末転倒にならないように...[顧客起点マーケティング【後編】]
近所のスーパーで、消費税増税の波によりQRコード決済が導入された。そしてQRコード決済を小さいハンディPOSでスタッフが行うことになっていた。
そのスーパーのレジでは元々、商品スキャンはスタッフ、会計はセルフという形式だったが、QRコード決済によりスタッフの労働時間は増え、レジの時間もQRコード決済で短縮ではなく、むしろ伸びていた。
こういった、"現場"と上層部が違うことは往々にしてある。
どこが正解なのか分からないまま現場は必死に走っているのに、本末転倒になったり、求められているところはそこではなかったりすることがある。
広告業界にもそれはいえる。
「商品の○○という良いところを30代に伝えたら響くから、この広告媒体でこういう風に出そう」
としなければならないところを
「広告はテレビCMだから、まず芸能人を使って、この商品の良いところの○○はワンフレーズだけとりあえず入れて、オシャレにしてバズるように作ろう」
という風に消費者に届かせる意図や目的が変わってしまっている。
色々な利権があって、不自由な中で最後に行き着くからそうなってしまうんだろう。
ズレにズレてとりあえず若者に人気のあるものに乗っかったり、若者に需要が無いのに若者に売りたがり、スベる。
少子化と言われてはいるものの、どこも若年層の指示が欲しくてしょうがない。
SNSの発達、情報の発達により、口コミの拡散力が大きいからだ。
今や高校生は授業やクラブを除いた時間以外はほとんどスマホを触っているという調査もある。
これから、5年、10年経っていく中で、見聞きする広告はどう変化していくのか期待と不安と楽しみでいっぱいだ。
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