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【さらば】LUMIX S5iixを手放しました【グッバイ】




今年の1月に購入したLUMIX S5iixを手放しました。


理由はズバリ「自分にはオーバースペックすぎた」

そして「デカいと結局運用しない…」です。

カメラ自体はすごく気に入ってた。それは間違いない。
オールブラックの無骨な感じもクールだったし、防滴防塵なんか頼もしかったし、画質や色使いも(自分には勿体無いくらい)すさまじい描写力だった。色々なところに連れ出して、たくさん写真を撮ることができた。



きっかけは全日本カニクラブの友人こま(@KomaSolo)との登山。こまとは登山仲間であり、カメラ仲間でもある。二人はカメラを首から引っさげて真夏の登山でびしょびしょに汗をかいていたのだ。



なんだそのイケてるカメラは


彼は新しく導入したNikon Zfcを軽やかに取り出し、コンパクトに収納されたズームレンズで素敵な写真をバシバシ撮っていた。かたや僕は途中でS5iixを首から下げ続けるのに疲れてしまい、「十分撮ったし…」などと独り言の言い訳をしながらカメラをザックにしまうのでった。APS-C機がフルサイズに勝利する瞬間であった。


「クラシカルな見た目がめちゃくちゃオシャレだし、描写力も高いんですよ。APS-C機だけどコンパクトで軽いからどこでも持ち出せるし、35mm換算だとどうしても画角が1.5倍になっちゃいますけど安い分レンズも選べるし楽しいですよ。Zfc買って大正解でした」と彼が熱弁するのを聞いているうちに段々引き込まれてワタシ…..。


「…..それいくらくらいなの?」「最近だと13万くらいですよ。中古だともっと安いかも。」「安!!」

帰ってからはZfcをメルカリで物色し始めていた。
なんて単純な人間なんでしょうか。そしてZfcが手に入る算段ができたところで僕はS5iixを手放す決意を固めていた。さらばS5iix。さらばLUMIX。

LUMIX S5iixはレンズ込みで33万円くらいのギアだったけれど、その(凄すぎる性能の)半分も引き出せていないことにどこか負い目があった。たとえば15万円分くらいの機能を使いこなしていた場合、残りの18万円分の機能はずっと眠ったままということになる。具体的には4Kの動画機能だったり、A0に引き伸ばして印刷してもびくともしない画素数のことだ。PCで見てギリギリ綺麗に見える画素数なら、それはそれでちっとも問題ないと思いつつあった。S5iixは自分にとって身の丈に合っていなかったと強く思ってしまった。これが手放す直接的な理由になると思う。


とはいえ後ろ向きな理由だけではなく、前述の通りZfcの検討がある。(ここから凄惨な続編が始まるのだが…)LUMIXユーザーからNikonユーザーへのお引越し編も楽しんで欲しいと思う。



写真集、出ます!



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