引っ越しの出会いと別れ、別れと出会い To New My Life, Possibility for Resetting?
締め切り間際になってしまった。失念しておりました。編集さま申し訳ありません。慌てて書いております。さて今回の日刊かきあつめのテーマは、#引っ越し
最近私は引っ越し癖が付いている。コロナ難民になってしまって以来、1人放浪を続けている。去年も今年もまた引っ越しをする。今日やっと新居にカーテンを設置した。(実は生まれて初めて・・)前回は都心の住宅街横の女性専用シェアハウスに住んでおり、ウィークリーマンションに近いくらい設備が完備された物件で必要無かったのだ。
段々私は1人で居ると都会の騒音が気になってしまう。またアルコール中毒?はたまた半生を悩まし続けてきた神経症?の具合がどうにも良くならず・・思い切って東京を脱出し、緑の多い田舎へ引っ越した。
と言っても東京都の隣接県である。
◆引っ越し必需品
前回は手ぶらですぐ住める物件だったので気楽だったのだが、今回はカーテンや無線LAN機、冷蔵庫、テレビなどの生活必需品を準備しなければならない。結構やらかしている。配送業者を選ぶにもひと苦労。LANルーターを買い間違えたり・・嗚呼なんておぼつかない・・。頼りないし、心細い・・慣れない事が重なってしまい、発言が混乱を極める。周囲が怪訝な顔をする。
折角大きな一歩だった筈の結婚話がまた遠のいていく・・私にとってストレスを溜める水槽の大きさは人様よりも小さい様だ。ちょっとした事で水槽から水が溢れてしまう・・またもや周囲からギョッとされるぶっ飛びキャラが噴出。ああ早く真っ当な人間になりたい・・ん?妖怪人間ベムの真似をしている場合ではない。
→ 懐かしい・・私はこのアニメを観て育った・・今でも再放送をしているので驚きである。遂に50周年を突破したとか・・( ^ω^ )
◆新しい生活様式 ※コロナ対策は万全に※
因みに1人で居ると心細くなってまた半狂乱になっては困ると思い、私が選んだ物件はこちらである。前回もシェアハウスだったのだが、学生向きの設備だった事もあり隣室同士の音がちょっと気になってしまった為、思い切って緑の多く広々した物件を選んだ。
1人暮らし用の専有部と共有部(広いリビング&キッチン、ルーフトップテラス、(大体)ビリヤード台付き、また洗濯機の置いてあるランドリールーム)が別れている為、個人のプライベートが保たれる。私の部屋にはユニットバスと簡単なキッチンが付いている。社員寮みたいな感覚に近いか?リノベーション物件である。
デザイナーズホテルプロデュースでもこちらの会社さんは有名ですね。NYのブルックリンホテルを連想したイメージを私は持っておりまする。。
◆まるで山荘?(別荘?)みたい💕
部屋の窓からの眺めは良く山や緑が迫ってくる。さながら山荘の様だ。ただ私にとっての盲点は緑が近い為、虫が都会よりも圧倒的に多い。越してきてから私は蚊に刺されまくっている。まるで新人の洗礼の如く・・ww 虫除けスプレー&グッズを常に欠かさぬ樣気を付けている。虫は小さい頃から割合苦手だ。用心を機して生まれて初めてバルサンも焚いてみる。
◆山荘と言えば・・?文学作品「富士日記」
気持ち的にはかなり大袈裟だが、武田百合子さんの「富士日記」を思い出してしまう。こちらは夫である作家の武田泰淳さんとの富士山荘の別荘生活を日記形式で綴った作品。
武田泰淳さんの「富士」は日本昭和文学の金字塔としてめっぽう有名だが、夫人の随筆も秀逸である。記録的な事実を淡々と書き続け、ある日突然ドラスティックに日記は終わる。読んでいて泣けて仕方が無かった。夫と家族への愛がひしひしと詰まっている。
お勧めする方も多いこちらの知る人ぞ知る人気作「富士日記」。武田百合子さんの物事に対する視点がとても良いのだと思う。人生とは・・?静かな情熱と感動を呼ぶ清々しい読後感。良かったらぜひ御一読下さいませ。
◆愛を振り返ってみる・・?
鈴木乃の場合は、大作家の妻でも秘書でも無いし、伴侶もいないもんだから気楽である・・振り返れば反省の嵐。相手への気遣いが無さすぎるっつーか・・最早神経症のせいだけではなく、単なるズボラ女に思えて仕方が無い・・パニくり過ぎて人の話を全く聞いてないよなーっ(汗) そもそも、ぶっ飛びキャラ過ぎる鈴木乃だからこそなのだろうか?迷惑だってばー(泣) 歯痒い気持ちはあるのだが一応。また売れない作家でもあるからなんだろうか?
愛に対する懸命さが自分は未だ足りていない気がする。。心の病気で誤魔化すつもりも無いしそれも大体失礼だし、不器用とかいうレベルの問題でも無くなっている様な・・?誰かをきちんと好きである、とか、愛しているといえるという事はその人間の強さだと思うのだ。初めて誰かを愛していると言えたときに大人の人間になるのではないか?無論、親子愛も該当するだろう。
恋愛はどうも駆け引きの方に焦点が当たりがちだが、実際はもっと単純な問題では? 真っ当な人間として振る舞えない神経症が芳しくない私にはどうもいま思い出したくない・・嗚呼〜妖怪人間〜♪ リフレインが止まらない・・もー!しつこいってば。
◆家族愛について
因みに喧嘩ばかりの我が家の鬼母は、娘の引っ越しにいそいそと新しくカーテンを引っ越し祝いとして進呈してくれた。「うちの娘ってミソッカスで本当危なっかしいのよね・・何でこう何もないところで転ぶのかしらね・・ついつい過保護になっちゃうのよ・・めんどくさくて手間のかかる子供だわよ」という心の嘆きが聞こえて来そう。全然娘の自立を信用していないらしい・・💧 お母さんいつも有難うございます!(ん?9月は母の日の季節ではないぞ・・(汗) 敬老の日は近いけれど・・)
→家族愛と結婚がテーマの懐かしのホームドラマ「過保護のカホコ」私よりもカホコちゃんの方が寧ろしっかりしているのではっ?鈴木乃の分際で、高畑充希樣と比べるなっつーの!やはりこちらも再放送回数が多い名作シリーズ。観る度にいつも同じ場面で号泣している自分がいる・・ww
◆一期一会〜出会いと別れ 別れと出会い
私の田舎暮らしはいつまで続くのか・・?実は都心にすぐ戻ってくる未来も視野に入れている。(仕事の関係もありますし・・)コロナ渦中という事もあり慎重に生きていかなければならないこの御時世。上手く遣り抜きたいものだ。あと悲観的にならず、ワクワク楽しんで生きていきたいな。
お引っ越しという行為は、ちょっとアンニュイな存在であるかもしれない。環境が変わると連絡の取れない人達はどうしても出てくるし、毎日見慣れた風景には別れを告げる。少し淋しいがまあ、これも一期一会の出会いと別れ。次の出会いに乞うご期待と、締めくくってみようか。
Textby: SuzukinoAyako
編集:らいむ →
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