【今日の観劇】夜は短し歩けよ乙女@新国立劇場【舞台感想】
私の趣味のひとつに舞台鑑賞があります。最近はコロナの影響でなかなか積極的には観劇できていませんが、徐々に興味のある公演が増えてきたので、チケットをとったり舞台情報をチェックしたりするようになりました。
ということで今日はタイトルにもある
「夜は短し歩けよ乙女」を観劇してきました。
私はヨーロッパ企画(←劇団名です)が大好きです!公演があるたび欠かさず見に行っています。でもコロナの影響で昨年は本公演がありませんでした。今年はどうだろう、とサイトを見てみたところ本作を知り、平日のチケットがまだあったので観劇に至った感じです。
表題の「夜は短し歩けよ乙女」は原作が小説で(読んだことないけど)、私は劇場版のアニメをおうちで見たことがあります。主人公の声が星野源さんなんだよなー
アニメの感想は・・えーっと・・
正直内容が難しかったというか、わかりにくいところがたくさんあったので「???」で終わってしまった記憶があります。とにかく展開もはやいしシーンもめちゃくちゃ多かったような。
今回はお話の内容よりも出演者を見てチケットをとりました。
・ヨーロッパ企画のメンバー
・藤谷理子ちゃん、早織さんなどヨーロッパ企画常連(?)メンバー
・乃木坂46の久保史緒里ちゃん
・竹中直人さん・鈴木砂羽さんといったベテラン
そして演出はもちろん上田さん(ヨーロッパ企画の主宰)だし、これは見どころ盛りだくさんでしょ!という期待がありました。
さて、観劇した感想ですが、
やっぱり話が難しかったww
本作は考えるな、感じろ系のお話なのかもしれない・・・
アニメもそうだったので原作自体がそうなのかもしれない。しかし今回の舞台版は、アニメよりはわかりやすくなっていたような気もします。アニメは完全についていけませんでしたが、なんとなく流れやお話がわかったので。
舞台セットや音楽はヨーロッパ企画らしくてとっても好きでした。映像を多用していたり、オープニングで出演者やタイトルを出す感じもヨーロッパ企画らしさを感じて嬉しくなっちゃいました。
(終わったあとに知ったマニアックな話ですが、今回の音楽やヨーロッパ企画の音楽ってリアル脱出ゲームの音楽作ってる伊藤忠之さんが作ってるんです。京都つながりなのかなー。なるほどどちらもわたしの好みなわけだw)
そして何より出演者の皆さまのキャラクターが超絶チャーミングで目が離せなかったです。初見の役者さんもいらっしゃったけど、とにかくみんな良かった。特に私イチオシの藤谷理子ちゃんの演じる少年、本人25歳なのにあれはどうみても小学生の少年だった。
理子ちゃんこれ↑
現役アイドル乃木坂46の久保ちゃんは、とても上手だったし声も通るし滑舌もよい。舞台向きの女優さんだなと思いました。乃木坂メンバーが一緒に出演しない舞台出演がはじめてだったらしいのですが、それを踏まえると120点の出来なのではないかと。多分セリフ量&出番ダントツ1番多い役だっと思います。多忙な中頑張った久保ちゃんに拍手。
ただ、それ以上何かあったかというと特になくてひたすら「久保ちゃん」って感じだったのでそこは今後に期待。でも本公演もまだまだ続くと思うので、その中で成長していくのかもな。
↑こんな風に言いましたが、彼女の持つキラキラオーラはすさまじかったです。さすが乃木坂。かわいかったし歌も上手だったしどのシーンでも目立ってたので常に彼女を目で追っていたような気がします。
↑こんな感じでラップ風セリフもめちゃ多かった。かわいい。魅力が溢れてますよね。
そして今回ノーマークだった、主役の中村壱太郎さん!とっても素敵でした!中村さんはお名前から察する通り(察せなかったけど)歌舞伎役者さんで、これまで普通の舞台や映像作品全然出てないらしいのですがそんな風には全然見えなかった。今後いろんな舞台に呼ばれるようになるかもしれないなーと思いました。またどこかで拝見できたら嬉しいなと思います。
また、もう一度アニメを見たら印象変わりそうだなと思いました。近いうちに見てみよう。
そして最後に。舞台上演のために動いているスタッフの皆さんにも感謝。
劇場もコロナ対策がしっかりされていて、(規制退場とかありがたかった。あと半券に連絡先かいて回収するのも。)
私たちにもっと面白い舞台を見せようとしてくれている心意気が伝わった。これからも舞台業界をずっと応援していきたいです。
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