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【マルチ商法】わざわざ正当化しないとできないビジネス?

「マルチ商法」について体験談をもとに感じたこと
を書いてみるね。

私はいわゆる「マルチ商法」=「インターネットビジネス」という手法を使って会社の商品を売るということをやってみたことがあります。  

ネズミ講と混同されることも多いけど、インターネットビジネス(MLM)とは、広告費をかけずに商品の口コミを直接していくビジネススタイルのこと。

 この手法は商品を売り出すための中間マージンが省けるため、その分の浮いたお金がクチコミする人(=マルチ会員)の収入になる、という仕組みです。

また、広告費を使わない分商品の質をあげることもでき、質のいい品が揃っているのも事実。

この仕組みは「連鎖販売取引」といわれ、合法です。

…私、実はこういう「合法なんだよ」って説明をいちいちしなくちゃいけないのが嫌なんです。
だからマルチが好きになれないんです。

もちろんちゃんと勉強すれば、マルチは違法だとかネズミ講なんじゃないの、とかそういう言葉は違うということもわかります。

勉強していれば、マルチ商法が合法であり、れっしとしたビジネスであり、これで実際に成果をあげることもできるとわかります。
(違法な会社やグレーゾーンが多いのも事実ですが…。)

でも、いちいちこうやって説明をしなければ理解を得られないビジネスって、私にとって「良いもの」とは思えないんです。

もちろんれっきとしたビジネスだから、堂々とやっていればいいじゃないの、という意見もありますが、私にはそんな強靭なメンタルはありません。

友達を失うリスクもある。
信用を失うリスクもある。


そんなリスクまでを背負ってもなお、このビジネスをやりたいと思えるほど、私にとって「良いもの」だとは思えませんでした。

あともうひとつ。
インターネットビジネスをやるにあたって、口コミをする商品があるのですが、この商品もあまり好きになれませんでした。

健康サプリで、特にメンタルに効くというものでした。(他にも漢方や血行促進というのもあります。)

このサプリを人に薦めるときの説明はこう。


「現代社会はメンタル疾患にかかる人が増えているストレス社会だ。だからこれを飲んでほしい」

簡単に言えばこんな感じ。 


実際にメンタル疾患が増えてますよ、と厚生労働省のデータをもとに説明してくれました。

うーん。 
私は適応障害になったことがあり、メンタル疾患はすごく身近な問題でした。

だからこの説明で納得はできました。
 実際にメンタル疾患だった人がこれを飲んで良くなったという話も聞かされました。

納得はできるし理解もできますが…。

でもさ、メンタル疾患ってそうやって治すなのかい?予防するものなのかい?

違くない?

私は精神科に1年間通院してて思ったのは、メンタル疾患の予防や改善の根本的解決は、


「ストレスを溜めない&うまく発散させる生活をする」
「基本的な生活習慣を真剣にやる」
「思考法を変えてストレス耐性をつける」

だと感じています。

メンタル疾患は薬では治せません。あくまで症状を軽くするために薬が使われるだけです。

もちろんサプリで何とかできるとも思えません。

これ飲むなら「ストレス溜めずにたくさん寝な」と思います。素直にこっちの方がメンタルに効きます。

私の場合、自分で自分の心をたくさん満たしていくことが私の治療法でした。

☆ここに詳しく書いてみました☆


というか、新たに「サプリを飲む」という習慣づけがメンタル疾患の人にとって何よりも難しくないですか?

食べて寝る、ひどいとそれくらいしかできないのに。
死にたくなる人だってたくさんいるのに。

「習慣づけ」なんてそんな高度なことできません!

だから私はインターネットビジネスを辞めようと思いました。

私の友人たちがすごく頑張っています。
いろいろな批判にへこたれず努力しています。


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