ベーシックインカムが導入されると、どうなるだろうか(考察)
はじめに
どうもこんにちは。SUZANです。
今回は、今日知った「ベーシックインカム」のことについて考えてみたいと思います。
恥ずかしながら、今までベーシックインカムといものを知らなかったのですが、株のことについての動画を見ていると、コメント欄にベーシックインカムのことについて書かれている方がいましたので、何だろうと調べてみたんですね。
ベーシックインカムとは、必要最低限の暮らしをしていくために必要な資金を政府が出してくれるという制度みたいですね。
少し調べてみるだけでも、いろんな国で実験的に導入されているみたいですね。国によって、必要最低限の資金が異なるので、金額も国によって違うみたいですが、ベーシックインカムを導入したら、生活がどうなるのか考察してみたいと思います。
まだ、ベーシックインカムのことについて10分程度調べてみただけなので、深いところまで掘り下げることができないかもしれませんが、
10代から見た視点を述べてみたいと思います。
僕が考えるメリット
メリット1 少子高齢化を止めることが出来るかもしれない
まず、僕が思い浮かんだのが「少子高齢化」を止めることが
できるのではないかということです。
近年、合計特殊出生率は年々下がってきています。
いろいろな原因が考えられると思うのですが、出生率の低下の一番の問題はやっぱりお金だと思うんですよね。
現代の夫婦は、共働きの家庭が多いと思います。僕の周りでも、専業主婦でやっている方は、ほとんどおられなかったと思います。
仮に、ベーシックインカムが導入されれば、毎月一定の収入があるわけですから、どちらか一方は子育てに専念できるのではないかと思います。
また、ベーシックインカムの対象者を生まれたときから、つまり0歳から対象にすれば、出産からの今後について少しでも前向きに考えられるのではないかなと思います。
さらに、子供の人数が多いほど、世帯収入としては上がるので、子供が増えることでの経済的な面での負担は軽減されると思います。
メリット2 起業に力を入れやすくなる!?
次に考えたことは、起業をしやすくなるのではないかなということです。
起業するには、事業にもよりますがやはりお金が必要です。
起業するためのお金を作るだけでも大変で、またその後の継続資金も必要となると、生活費がしっかりと確保できるかも分かりません。
そこで、ベーシックインカムが導入されれば、生活費だけでも毎月安定して確保することができます。生活費だけでも、確実に確保できるのは精神的な面でも、すごく楽になるのではないかなと思います。
メリット3 学生が学業に専念しやすくなる、より金融リテラシーがつく
学生自身が、与えられたお金をどのように使うかにもよると思いますが、毎月安定した収入があることで、アルバイトにかける時間を学習の時間へと当てやすくなります。
また、ここでのポイントは必要最低限のお金が支給されることだと思います。必要最低限のお金が支給されるということで、若いうちから、限られたお金をどのように工面するのか考えるようになると思います。
もちろん、今でも限られたお金をどのように工面するのかということ自体は変わりませんが、全体的にお金を使う量が増えるので、よりお金について触れる機会が増えることで、お金の使い方ついてもっと考えるのではないかと思います。
僕が考えるデメリット
デメリット1 働かない人の方が増えると思う
ベーシックインカムを導入することで、働かなくても生きていくことは出来ます。毎月の安定した収入があるからこそ、仕事に力を入れることが出来るという意見もあるかもしれませんが、今の考え方はそうではないと思います。
なぜなら、Youtuberが近年、なりたい職業ランキング上位でもあるように、極力自分の好きなことをして生きていきたいという思考があるからです。
(極端な言い方かもしれませんが…)
僕だけの考え方なのかもしれませんが、最近の若い人は働くということに積極的ではないかなと思います。
どうやったら、楽に生きることができるのか。
それをみなさんは、模索していると思います。
これからの世界が、機会によって自動化されていけば、少し別の話になってきますが、
やっぱり働き手が減るとその分、産業などの発展が見込めなくなると思います。一部の発展が見込めないことで、それに関わってくる周りの発展も見込めなくなってしまいます。
考えられること
考えられること1 需要と供給
働かないという選択をした方が多ければ、必要最低限な暮らしをしていく方が多くなります。そこで、購入する商品が限られて、どんどん本当に必要なものしか残らなくなってくるのではないかと思います。
逆に、働き続けるという選択をした方が多ければ、ベーシックインカム分、余剰金が出るので、趣味などに充てれるお金が増えて、お金が次々に循環していくことで、経済の発展を見込めます。
ですが、これは貯金をせずに使った場合の話で、貯金する人ばかり増えてしまうと、意味がありません。
考えられること2 外国人移住者は対象にするのか
近年、外国人の方がたくさん日本に住んでいます。
僕の町でも、外国人の方を多く見かけます。
仮に、外国人移住者の方を対象にし、一つの国だけがベーシックインカムの制度を導入した場合、その国への移住者は急激に増えると思います。
働かなくても生きていけるわけですから。
世界的に実施すれば、人口の変化はあまりないかもしれませんが、
全世界で一斉に実施するのは難しいものだと思います。
どこの国も、一人一人にお金を支給する余裕があるとは限りません。
そうなると、ベーシックインカムという案自体は出ていても、
なかなか実施できずにそのまま時が過ぎるという可能性の方が高いかもしれません。
疑似ベーシックインカム
僕は、今大学生で奨学金を借りています。
これも、毎月一定のお金が使えるようになるという点では、
疑似的なベーシックインカムと言えると思います。
そこで、僕自身毎月の一定のお金が使えるかといって、学業などにしっかりと力を注いでいるのかと言われると、そうではありません(;^_^A
やっぱり、めんどくさいなぁとか思ってしまうときが多々あります。
もしかすると、明日の暮らしに困らないという環境が出来てしまっていることで、危機感がなくなってしまっている気がします。
また、僕の祖母も年金で暮らしていますが、特に毎日何をすることもなく、
テレビを見て、寝て、食べてという感じです。
現に、疑似的なベーシックインカムを受けているのに、ダラダラとした生活になってしまっています。(改善しないと…)
また、前述した、起業がしやすくなるのではないかということも、
起業がしやすくなるという点ではメリットかもしれませんが、
その立ち上げた事業が成功する確率は下がってしまうかもしれません。
なぜなら、危機感がなくなってしまうということ、
必要最低限の生活をする人が増えることで、本当に社会に求められているサービスしか残らなくなってくるという、2つのことが考えられるからです。
おわりに
今回は、ベーシックインカムについてお話してみました。
ベーシックインカムだけに限らないのですが、やっぱり新しいことをするとなると、メリット・デメリットの両方が必ず出るものだと改めて再認識することができました。
何か新しいことをするなら、何かを犠牲にしなければならない
Stay hungry. Stay foolish.
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