塩の話
今日母と塩の話になって、真正塩とミネラルが入った塩どっちがいいっていう話になった。
お互い前提としてイオン膜で海水を濃縮した方法はよくないと言うのは共通している。イオン膜は早く効率的に作るために電流を流してナトリウムの部分だけ濃縮する。その後立釜で一気に蒸発させ結晶化させる。
真正塩はメキシコとかオーストラリアの天日塩からニガリ成分をとったもの。ミネラルが入った塩は「海の精」など、ニガリを含むミネラルがある程度入っているもの。海の精もある程度のニガリ成分は除去している。そうじゃないと食べられないほど苦いらしい。
両方それぞれの主張があって、真正塩はニガリは肝臓とか臓器に良くないからなるべくニガリがなるべくなった方がいいと言う主張。海の精は、日本は軟水が多いからミネラル不足になるし、ある程度のニガリは必要だから程よくミネラルを残した方がいいって言う主張。
私は、真正塩に使われている天日塩にニガリ以外の必要なミネラルが入っているなら真正塩でも良いと思う。しかし、海外の天日塩はナトリウムを濃縮して作られてることが多いみたいだから結局イオン膜で作られている塩とあんまり変わらないのではと思ってしまう。
実際味比べをすると真正塩の方が味が少なくて食べやすい。海の精は少し強めだけど、真正塩よりさまざまな味がして美味しい。
結局どちらが良いのかというのは分からないけど個人的にミネラルが含まれた海の精が好き。
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