育児中の「時間がない」を解決する唯一の方法
「ゆとりのある子育てをしているから子どもの情緒が安定してる」
祖母から言われたこの言葉が、子育てをしていて1番嬉しかった言葉かもしれない。
子どもを見て子育てを褒められることが多いわたしですが、夫を見れば妻としては褒められたものではありません。
ですが、ここに「時間がない」を解決する最大のヒントがあるように思います。
今日のnoteは、「時間がない」を解決する唯一の方法についてたどり着いた答えを書いてみたいと思います。
なぜ、育児中は時間がないのか
育児中に時間がないと言われている最大の理由は、スケジュール通りに進まないこと。
本当なら毎日しなければいけないタスクは決まっているし、1人でこなせばサッと進められることばかり。
しかし、子どもがいるとそういうわけにはいきません。
子どもと一緒なら、何倍もの時間がかかるし、おまけに水こぼしたとかお漏らししたとか予想外のタスクまで追加されます。
こんなことまで予想内にするには、どれだけ時間があっても足りないじゃないか。
そこでわたしが考えたことはいい妻をやめるという選択でした。
いい妻としてこうしなきゃを手放す
人生の目標を1つに決めるなら…と考えたとき、わたしが真っ先に思ったことが子どもを自立した人に育てることでした。
子どもが自立するために今は徹底的に子どもに時間とリソースを割きたい。
そのために、限られた時間と限られたリソースをどう使うか。
わたしが行き着いたのは、妻としてこうしなきゃを手放すことです。
子どもを自立させるプロジェクト始動
心が安定していて、自立した子に育てるためには、わたし1人の力では不可能だと思いました。
子どもを自立させるという大きなプロジェクトには、少なくともわたしと夫、2人の力が必要です。
そこで、夫とはこんなことを共有しました。
・自立するために必要なことざっくり
・自立するために必要な親の関わり
・自立するための環境
・そのために必要なわたしのゆとり
・そのために必要なわたしの時間
夫はこのプロジェクトに賛成してくれました。
そして、仕事で大半のことを任すことになるからとできる家事を引き受けてくれました。
結婚当初、人生でご飯すら炊いたことのなかった夫も、今では何でも作れるようになったので、人はその気になればなんだってやれるんだと思います。
手放したこと
とはいえ、どこまで手放してもいいのだろうと思う人もいるかもしれません。
ここまで手放したら夫が可哀想と思う人もいるかもしれないけれど、(実際に言われたことがある)それでもいいんだと思える人がいたらいいなと願って書いてみます。
手放したことは、この6つです。
・お風呂洗い
・洗濯物干す
・晩ご飯の洗い物
・夫の朝食の用意(平日のみ食べる時間が違うため)
・帰宅後の夫の食事の用意(育児の時間に充てるため)
・アイロン(アイロンのいらないシャツに)
家事はお母さんがやるものと思っていないので、長男はよくお手伝いもしてくれます。
背負えるのは1つまで
自立した子どもを育てながら、夫を支えるなんてまず無理です。
1日は24時間しかない。
背負えるのは1つまでと決めて、そのために必要なことしか考えないことが大事だと思うんです。(人に何を言われても気にしないことも大事)
夫には、家事育児を分担してもらうのではなく、2人で同じプロジェクトに携わっているという気持ちになってもらうことも必要なこと。
家族がチームとして戦略を立てるのが「時間がない」を解決する唯一の方法のような気がするのです。