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2019-04-01 理論と実践で学ぶ!Asana による成功するチームワークの作り方

2019/04/01 に開催された 理論と実践で学ぶ!Asana による成功するチームワークの作り方 のイベントレポートです。

●イベント概要
いよいよ日本展開へ!プロジェクト管理ツール「Asana」の日本語対応が本格開始。これを記念して、本国より来日して東京初の Asana コミュニティイベントを開催します。

すでにAsana を導入している企業の担当者をお招きして、Asana を活用して、目標設定からそれを達成するための戦略作りまで、成果をあげるチームづくりの秘訣をパネルディスカッションで紐解いていきます。

Asana は、Google、Slackとセットで用いられることが多く、アメリカでは「GAS」と呼ばれています。プロダクト開発はもちろん、バックオフィスからマーケティング、そして部署横断のプロジェクト管理で活用できます。リソースの限られたスタートアップはもちろん、大企業まで、生産性向上時代に必須のツールです。

仕事の質を下げずに、よりスピーディに大きな成果をチームで達成するコツは何でしょうか?
その答えは、ビジネス理論(目標設定と効果測定)と実践方法(ツールの選定とその活用)の両方にあります。「ツール」と「活用術」そして「ビジネス戦略」は、成功するチームの3種の神器です。あなたのチームも、Asana を使って、優れたプロセスを構築し、生産性の高いオペレーションを日々まわすことで、必ず競争力を高めることができます。

■ご挨拶・プレゼンテーション

Joshua Zerkelさん [ Asana ]

photo by @Tomoaoki3 さん

●2019 asana world tour
  トロント、サンフランシスコ、ロサンゼルス、
  シアトル、ニューヨーク、ロンドン、パリ、
  ベルリン、東京、シドニー、メルボルン

●情報発信
  @asana or #AsanaTogether

●Asanaの紹介
・仕事をする必要がある
  仕事に追われている
・本来やるべき仕事にかけられる時間は少ない
  -> 仕事に関する仕事
・Facabookの内部向けに開発
  -> 公開

●見える化ピラミッド
・ミッション
  企業なら掲げているもの
・目標
  計測可能で、ミッションに向けて進んでいくもの
・プロジェクト
  チームが進める仕事のかたまり
・タスク
  タスクは誰が、いつまでに、何をするが曖昧になりがち
-> asanaはピラミッドを効率よく管理するために開発

●ローンチして6年
・195ヶ国
・数百万のチーム
・6万社
  日本企業は 800社

●Spotify
・ユースケース
  イベント企画の調整ごと
  グローバルのプロダクトチームが連携するために
-> スプレッドシート、ドック、スライドが集約された

●SMARTCAMP
・ユースケース
  営業と出向担当の連携
  口頭確認のないマネジメント
-> 漏れを最小限に舌プロセス
  アプリが便利移動時間も効率的に

●NATIONAL GEOGRAPHIC
・ユースケース
  日々の記事にいろいろな人が関わる、これをasanaで一括
  マーケティングキャンペーンの効果測定まで一元管理
-> 自社テンプレートを作って、繰り返しを高速化

●隣の人の職種を当ててみよう!
・名前、会社名、業界は?
・仕事でよく使うツール Top3
・新年度の仕事における目標は?

■パネルディスカッション

モデレーター:山田寛久さん [ Asana Japan ]
パネリスト :佐々木敏明さん [ CAMPFIRE ]
パネリスト :樋口一裕さん [ サイバーエージェント ]
パネリスト :綿島琴美さん [ Zaim ]
パネリスト :山下和彦さん [ LIG ]

●目標設定ってどうしていますか?
・樋口さん
  半期に一度目標を立てている
    昇給昇格はココから決まる
  クォーター単位でOKR
    6〜10程度のチームに分割
  月1の1on1

●目標設定のミーティングはどう回している?
・山下さん
  15〜20プロジェクトを並走
  朝会だけでAMが終わっていたり
  redmine -> asana に変えて3ヶ月
  ポートフォリオ
    期限切れのタスクを可視化できる
    -> 問題があるプロジェクトを見つけやすい
    PMがリカバリに踏み込んだり
  各プロジェクトのインサイトで俯瞰している

・佐々木さん
  Dailyはasana
  weeklyはnotionでふりかえり
    KPTするならドキュメントツールの方が便利だった

・樋口さん
  通常のスプリント
    スプリントプランニングをListビューで進める
    まとまったらBoardビュー
  問い合わせなどのトリアージ
    トリアージ前 -> ステータスがListの下に移動していく

●全社でasanaを使う時、使い方はどう決めていった?
・綿島さん
  ビジネスはslack, エンジニアはgithubだった
  slackとasanaの棲み分けが難しかった
    slackは会話、立ち話
    Doするのはasana
    -> 根付かせてから
      タイトル、due date のルールを決めた
      assignする人が入力
  部門ごとにチームを分けて、ルールは自由
    バックオフィスは定型化しやすいが
    問い合わせ対応する人は働き方が違う

・樋口さん
  ツールの使い方を統一化するワーキンググループがslackで活動中
  例
    esaのディレクトリ階層
    slackのチャネル名規則
      「slackチャネル名原理主義者 誰か立ち上がらないですか?」
  課題を感じていた人たちが動き始める
    トップダウンで進めてきたが、文化が変わってきた

・山下さん
  ツール選びもボトムアップで自由に
  有償ツール使いたいです も採用したり

・綿島さん
  よもやま
    マネージャー、メンバーで15minくらい
    なんでも話してOK
  slackチャンネルを細かく分けている
    社長が細かく分けるのが好き
    random-xx で趣味の会話
    -> 活発化

●ツール連携の活用事例はある?
・佐々木さん
  審査業務
    管理画面に上がってきたらスプレッドシートに転記
    進行を手動で管理していた
  -> asanaにタスクが上がるように連携

●他にこだわっていることは?
・綿島さん
  タイトルを動詞にする
  担当者が、どうなれば完了なのかが把握できるように

・山下さん
  制作物に合わせてテンプレートを作成している
    コーポレートサイト、メディアサイトなど

■Q&A

●ワークロード管理はどうしている?
・佐々木さん
  タイムライン x 頭の中
・山下さん
  保守系のボード管理タスクはタイムライン
  長期のタスクはinstagantt
・樋口さん
  タスクがはけているかを週次で確認している
  週をまたがない粒度に

●もともと使っていたツールはどうしている?
・綿島さん
  asana -> wonderlist -> asana
  切替時に良い印象はなかった
  全社員とasanaについての面談
    課題を感じる?
    どうすれば良くなると思う?
  -> 属人化、部署ごとのローカルルールなども見つけられた
  全員で考える文化

・山下さん
  仕掛中の案件はredmine
  経営陣への説明が必要だったが、とりあえず使ってみた
    サポートしてくれる役員がいたので進められた
  ユニットごとにエバンジェリストとして教育
    反発のポイントは使い方がわからないなど

●asanaの推しポイントは?
・佐々木さん
  導入されていたけど、使われてなかった
  -> 使い方を整えた
  登録がサクサク
    GitHub Issueとか辛いよね

●unito などの連携ツールは使っている?
・綿島さん
  カスタマーサクセスとエンジニアで別れている感じだから手動かな?
・樋口さん
  評価中

●登録を楽にするために何か工夫している?
・佐々木さん
  slack連携だと、本人しかわからない文脈になりがち
  背景を入力するようにしている

●組織として導入を説得したポイント
・山下さん
  Redmine、メンテも社内 -> コストを算出
  進捗やミーティング時間はトラッキング中

■告知

・ワークショップやります
・認定プロもいます
  https://certifiedpros.asana.com/
・コミュニティの人もアサーナ発音をはじめて知ったw
・アンバサダーもあります

■感想

個人ではGTD、チームではカンバンで、Asana上のタスクを回しているので、期限切れを検知するニーズを聞いて、プロセスフレームワークによって必要な視点が異なることに改めて気づきをいただけました!

個人的にAsanaの推しポイントは、色々なプロセスフレームワークに適応できる柔軟性と、サクサク登録してDoneできる軽快さだと感じています。

色々な使い方ができるから、コミュニティでノウハウを共有できるのはワクワクしますね!

登壇者の皆さん、運営の皆さん、ありがとうございました!


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