はじめまして。こひつじ*心理×教育です。
20?年勤めた教員を辞めました。
学校というフィールドを出て,学校教育をアップデートするために。
改めまして。
こひつじ,です。
私は20年以上,地方の公立高校に勤めてきました。
担任×6回。進路指導主事,教務主任,それからずっと教育相談を担当し,特別支援コーディネーターを務めてきました。
プロフィールにある通り,公認心理師,臨床心理士,認定心理士の資格を持っていて,相談員としての経験もあります。児童福祉司等の任用資格も持っています。
ずっと,学校の”中のヒト”として子どもたちの心を支援してきました。
もちろん,学校にはスクールカウンセラー(SC)がいらっしゃるのですが,悩みを抱えた子どもたちをSCへ繋いだり,先生方の悩みを聞いたりサポートしたり,保護者さんの悩みもお聞きしてきました。
もちろん,授業も担当していたし,部活動も持っていました。
そして,教員を辞めました。
それは,本当に教育が好きだったから,だと今の私は思っています。
学校という現場は過渡期にあると思っています。
子どもたちへも,教員へも,心理支援の需要が高い。
やりたいこと,やらなくてはいけないことが山ほどあるように感じました。
教員をしながら
研究活動もしていたし,心理としての資質を維持するための研修やSV,コンサルテーションも受けていました。
しかしながら,それを学校現場に還元しようとすると,
なぜか
苦しいのです。
”学校”という枠組みの中で,”教員”という枠組みの中で
『やってもいいこと』には,かなり制限があるように感じられました。
本当に子どもたちのためなのに,
わかっているのに(それは管理職もわかっているし必要としているのに)
それができない。
見えない”壁”にぶち当たりました。
同時に,教員の仕事は山のようにあります。
先ほど書いたように,優先されるべき授業,担任業務,事務処理,部活動,校内業務の諸々。
どうしても,心理的な支援は後回しにならざるを得ません。
本当に大事だと自分が感じられること,私が本質的だと感じることに時間をかけられない。
学校という枠組みを出た今になってようやく。
こうして外に自由に自分の考えを発信することも可能になったと感じています。
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今は保育の現場に近いところで,研究活動をしながら日々勉強&実践中です。
私にとって保育はまた,未知の世界です。
そしてそれは,教育とも心理とも繋がっているはずなのに
まったく別の世界が広がっています。
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過渡期にある学校教育の現場を心理の視点からアップデートするために。
この場を借りて発信していけたらと思っています。
どうぞよろしく。