カップ麺でいい
こんにちは。お店のグルメなラーメン、饂飩も良いですがカップ麺、特に定番のものは絶対に安定して美味しいですよねえ。考えてみれば、毎日何万単位の人間に食されて、何千単位の人間には味の甲乙の評価を付けられて。長年スーパー、コンビニの棚の同一種の改良品目を押し退け続ける研鑽を続けた結果、その地位を盤石にしているわけです。そんじょそこらの長年修練した料理人の腕よりも熟した場数の上では上手なはず。…ま、安価な材料で出来ている上に最近は原料費高騰のせいで値段が1.5倍くらいにはなっていますが。
ほい、 #赤いきつね 。今回はフェアーで珍しく関西風です。関西風でもそのままだとnoteに載せる他のオサレ麺類に負けてしまうのでトッピングを、さあ何入れちゃう、入れちゃおうか?
「や、山岡はん!なんちゅうことをしてくれはるんや!!」
そう京極はん、関西人大嫌い納豆と、その臭みを調和する為のハバネロ唐辛子胡椒です、これを…
混ぜちゃう、そしてちょうど5分経ったので赤いきつねに投入、おあげのけて、少しだけ汁に浸したらフタをして30秒。
ほら!見た目は堪らなく美味しそうでしょう?ちゃんと下ごしらえしないで関東風のものにぶち込んで食べた事は多いですが、薄口の醤油の色の方が合っている気はします、あじはどうかな?
ズルズル…合ってる!うんまいなぁコレ。ちゃんと納豆と辛子を練ったおかげでトロミが旨味だけ引き立てています。そして激辛のようで辛味は関西風の出汁の効いたスープが全部受け止めてスープの原料の味を嫌というほど引き出します。辛さ、粘りが気になって来たらお揚げを齧って口直し。麦茶等と一緒に食べるのもメリハリがついて良さそうです。
完食、御馳走様。人間も関西人のこだわりがあっても関東に出て関東人が好むものを取り入れる、逆に「上阪」した関東人も徐々に関西人の気質に染りながらそれでも出身地の良さを出して生きる、そうありたいものですね。…新潟のコシヒカリも食べたかったけどカロリーがね…バイバーイ。