おはなしたくさん
#立川談志 #太田光 『今夜は二人で』
談志・円鏡歌謡合戦といふものの再現、軽快でディープなものの顕現を狙った番組であったと思っています。大変面白かったような、談志の最後まで続いた闇の部分が太田光の「やるっきゃない!」(お高さん、久しぶりだな、)精神に干渉して聴いていて辛かったような。
「気にいんねえから帰っちゃお」や主役の舞台、寄席と言わないと失礼か…に、遅刻してきて、それでいて文句を言わさず相性の良さそうな人ころしの噺や悪そうな人情噺をその「貯め」で誰よりも上手くやる。前出のラジオショー件も引き合うと咎めるところは、それで大家を成そう、大金持ちで暮らそうという欲望が無かった不幸です。談志の興味は電気料金の引き落とし兼用なのに一億円以上金額が収まっている預金通帳にでなく、運賃の安い東京の電車に弟子を連れて乗って付き合う必要もなさそうな下衆に怒ったり、喜んだりする部分にありました。間違って無いですよね? #立川談慶 師匠。
もっと師匠のご本を読めば、資本側、狡く稼いだ側に「当然」居たであろう慶応大学OBの男が何故談志に魅入られたのかを通してそのEnnuiがもっと理解できる事でしょう。読んでみます、良ければもっともっと書いてください師匠。
東京高等工業学校、元 #東京工業大学 の基礎となった学校で漱石の打った講演から。理系の文学愛好者向けの弁舌とあって「カタカナの人名は一切出てきません」と言ってから即ポンポン英単語、簡単でも成語が出てくる、さすが苦沙弥先生と迷亭を足して二で割って猫を膝の上に載せた男です、何とも Humorous 、短いんで皆様も読んでみて下さい、理系文系関係無し。
最後に、その東京工業大学出身者で漱石の概念を唯一無二の形で体現した男、 #岩田聡 くんの伝説を。
面白い事を考えて、みんなを楽しくさせるんだ♪
僕だって、漱石には及ばないにしてもちったあ面白い事を考えてはいます。技術者さん、よかったらそれを形にしてください。貴方が岩田聡でなくたって気にする必要など無いです。貴方の脳味噌の繋がった手は、さほど岩田聡のと変わりはしないのですから。