結婚相談所の婚活デート 一緒に映画を観る理由
婚活デートで一緒に映画を観るカップルは最近減っているような気がするの。
会員さんたちのデート報告でも映画をあげる人がとても少ないのは、いい映画がないのかしら?コロナ禍で映画の撮影自体が止まったのかもしれないわね。
映画館自体は換気を充分に行っていることや基本的に映画を観ながらおしゃべりする人はいないので安全だと聞いたけど。
私は一緒に映画を観ることで価値観をすり合わせたり、男性がどんなことを考えているのか、女性がどんなことを考えているのか言いづらいことも、映画の場を借りて伝えることができると思っているの。
映画を一緒に観ることの意味を今日は書いていこうと思っているわ。
映画は手軽にできる擬似体験
映画を観ることや小説を読むことは、実際には体験できないことでも擬似体験できるのが魅力よね。
感情が入ってしまうとヒロインと一緒に涙を流したり幸福感を感じたりする。小説でも一緒。
映画館やあるいは自宅のソファに座りながら、ハラハラドキドキやロマンティックな気持ちを体験できるのよね。
それをふたりが一緒にできて、しかも映画を見終わった後お互いに感じたことを共有できたら、相手の価値観や考え方もある程度わかったりするわ。
映画って男女の機微を描いている
登場人物のちょっとした目線や言葉尻から、あの人の本心、言いたかった本当のことはこんなんじゃないのかしら?とか、男目線女目線で違う観点からみて話し合うことが楽しいのよね。
女性はこんな時はこうして欲しいものとか、あの言葉にはこういう意味が込められているんじゃないかとか、映画を借りて女心を伝えることもできる。
直接言いにくいことや伝えるのが難しいことも、映画にからめれば言いやすくなるわね。
お互いに異性の微妙な機微を学び合うことができる。
恋愛はお互いを最も成長させる場だと私は思っているのだけど、同じ体験をして気持ちを伝え合うことには大きな意味があるの。
いくら感想を話しても気持ちが通じ合わない人や、話が上の空の人、そもそもちゃんとストーリーを追っていない人などきっといろいろなタイプの人がいるはず。
映画を通して深い話ができれば、お互いに異性の気持ちを理解するきっかけになるわ。
恋愛はお互いに相手を育てる気持ちが大事
よく言われることだけど、完璧な人はいない。
出会ってから日々お互いを育てあって、素敵な人に成長し合うことが恋愛の醍醐味だと思うの。
素敵な異性に出会ったら、自分の中のどんな隠れた魅力を探して引き出してくれるんだろうかとワクワクドキドキして欲しい。
それが人を好きになったり、好かれたりすることの楽しみだから。
手軽にできる擬似体験、映画を一緒に楽しみながら相手の考え方を深く知り自分の考え方を話すことをオススメするわ。
そして、もしふたりが結婚したら初めて一緒に観た映画は思い出の映画になるはずね。それも考えて素敵な映画をチョイスしてみて。
スターマリアージュ青山
松岡利恵子