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雑誌『群像』に短歌が掲載された

雑誌『群像』4月号、群像短歌部第10回(テーマ・やがて)にて、木下龍也さんに短歌を一首選んでいただきました。 とんでもなくうれしい! やがて死ぬのよあたしたち、光るのよ、ラメの入った琥珀になって/織井陸 正直、採用されるなんてみじんも思っていませんでした。なのでわたしは書店で「みんなはどんな短歌を送ったのかなあ」くらいの気持ちでのんびりと群像短歌部のページをめくっていました。そしたらいきなり、自分のつくった短歌と筆名が目に飛び込んできた!驚きすぎてふつうにひっくり返りそ

    • 『鈴木ジェロニモの感情』採用短歌

      GERA特番『鈴木ジェロニモの感情』の『マストセブン短歌』のコーナーにて採用していただいた短歌をまとめました。 #1 マストセブンワード・・・「すごい力で」 ・後輩がノースリーブに照れながら  すごい力でかち割るすいか/RN日本代表 #2「親指の爪」 ・わたしから三日月がこぼれ落ちてく  親指の爪ぱちんと切れば #4「粒マスタード」 ・星くずに似てない?粒マスタードって。あなた銀河を食べてるみたい #5「12時2分」 ・ぼくらだけ昨日に取り残されていて  12時2分の

      • 8/17 日記

        電車に乗って、美容室に出かけた。伸びてきた髪を切って、パーマをちょっとかけ直してもらうためだった。 2ヶ月ぶりくらいに赴いた美容室で、久しぶりに会った美容師のお兄さんはロン毛からめちゃくちゃ短髪になっていた。 「髪、切ったんですね~」とわたしが言うと、お兄さんは「そうっす。別人みたいになっちゃいましたよ!よく俺だってすぐ気付いたっすね」と軽快に答えて、くしゃっと顔をほぐして笑った。「うれしいっす」 しばらくチョキチョキ、クルクルなどしていただき、無事髪の毛がいいかんじにな

        • ラクガキ

          わたしは大学時代、使わなくなったプリントやノートの空白に、手癖でよくラクガキをしていました。 まったく大したものでは無いんですが、なんか気に入ってるやつもあるので、いくつかnoteにあげてみようと思います。 それでは行きます。

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        雑誌『群像』に短歌が掲載された

          5/25 日記

          仕事終わり、めずらしく退勤のタイミングがかぶった職場の先輩から「ガスト行かない?」と誘われた。 職場で一番歳が近いその先輩とわたしは、たいへん仲が良い。 どうしてガストなんですか、と訊くと、なんでも先輩はいま「ガストの唐揚げが食べたすぎてどうにかなりそう」らしい。それなら行くしかないですね、と頷き二つ返事で承諾、わたしたちはガストへと続く夕まぐれの坂道をだらだら下った。 「唐揚げのほかに、なに食べますか?ピザとか?」歩きながらわたしが尋ねると、先輩は「いや、ピザなんて食

          5/25 日記

          散歩してるときに詠んだ短歌

          散歩をしているときに詠んだ短歌です。 ・降りそそぐ先を選ばない木漏れ日が 私の目にもちゃんとまぶしい ・ムースつけ忘れてたしこれでいいや パーマになじませるにわか雨 ・春うらら おれが優先されるのは歩行者であるときくらいだな

          散歩してるときに詠んだ短歌

          ブラック企業のルーティン

          皆さん、こんばんは。 突然ですが僕はいま、ブラック企業で働いています。深夜残業や休日出勤が当たり前の生活です。 ここでは、そんな僕の一日のルーティンを皆さんに紹介しようと思います。 まず、朝5時に起床します。社畜の朝は早いのです。 起きたらすぐに、その日の目標を立てます。最近はずっと『気を確かに持つ』ということを目標にしています。 これを念頭に置いて『気を確かに持つ』ことも目標です。 余裕があったら『気を確かに持つ』ことも意識しつつ『気を確かに持つ』ことまでがんばります。

          ブラック企業のルーティン

          『せきしろの自由律俳句』で佳作に選んで頂いた

          公募ガイド『せきしろの自由律俳句』第84回(テーマ・書く)で、せきしろさんに、佳作に選んで頂きました! こんなことがあって良いのかよ・・・! ノートを取る君のものすごい猫背に西日 /織井陸 しかも、本当にありがたいことに、たいへん的確な添削までして頂いていました。 拙作だったにも関わらず佳作にして頂けたこと、同時に「大好きな句」とも書いてくださったことに、感謝の気持ちがあふれて止まりません。胸がいっぱいです・・・。 思わず本棚にあった、せきしろさんと又吉直樹さんの共著

          『せきしろの自由律俳句』で佳作に選んで頂いた

          2/27 日記

          仕事は休みで、天気は晴れで、散歩に出ないわけにはいかないねと思って外に出た。 わたしの散歩スタイルは「電車に乗っててきとうな駅で降りて、その近辺を散策する」というわりとスタンダードなものである。 最近は、何度か歩いたことのあるお気に入りの散歩コースをなぞりに行く日が多かったけれど、ひさしぶりに新しい街を開拓してみようかな。そう思ったわたしは、まだ降りたことのない駅に行ってみることにした。 そこは、駅周辺はけっこう活気があるものの、すこし離れると古風な家やお店が多く立ち並ん

          2/27 日記

          粘土

          わたしには「粘土でオリジナルのフィギュアをつくる」という趣味があるのですが、本当にただの趣味でしかないので、あんまり人には見せたことがありません。 せっかくなので、noteにでもあげておこうかなと思います。 では、つくった順に紹介していきます🏭 ①ひらがなの「あ」 野良のひらがなが部屋にあったらおもしろそうだなと思ってつくりました。 「あ」って50音の先頭にふさわしい本当にナイスなビジュアルをしていますよね。 ②パワータイプの招き猫 これは、福をカツアゲしてでも招

          なんかよかったこと

          ここ最近、わたしの日常生活であった「なんかよかったこと」について、思いつくままに綴ってみようと思う。 「すごくよかったこと」ではなく「なんかよかったこと」にする。 なので、たぶん全体的に大したことはない。 あと日にちの記録はおおよそだから、もしかしたらちょっとズレてるかもしれない。 それでは行きます。 ・12月17日〈夕日のおじさん〉 わたしのアパートの近くには小さな川がある。 そのそばを歩いていたら、たまたま夕日がかなり良い感じに沈んでいて、光も水面に良い感じに散

          なんかよかったこと

          うんちカタルシス

          わたしの小学校時代からの、友人の話をする。 その友人は小学校時代、普段はそこまで目立たないタイプの男子だった。が、5年生のときに残したある伝説によって、先生からも一目置かれるようになったのだ。 その伝説は、彼が授業に遅刻した際に誕生した。 その日あった3時間目の家庭科の授業に、彼は5分ほど遅れてやってきたのである。 当然、先生はすでに授業を始めている。 しかもその先生は、生徒に若干きびしいことで知られている女性の先生。あーあ、あいつ怒られるね。かわいそうに。ドアを開けて

          うんちカタルシス

          牛丼屋にて

          「おい君、これ本当に大盛の牛丼か?」 店内にトゲのある声が響き、私は反射的に漏れそうになった舌打ちをこらえた。 またこの手の客だ。大盛の規定量が変わって以来増えたのだ。これは大盛にしては量が少ない、前はもっと肉が多かったぞ、と騒ぐ客が。 しかしそんなことを言われても、私は牛丼屋でバイトをしている分際だ。露ほども思っていない謝罪の言葉を口にして、その場を乗り切ることくらいしかできない。 不本意だけど、今回もそうするか・・・。 そう思って客の方を振り返ると、客は明らかに怒ってい

          牛丼屋にて

          偏頭痛ゆえ

          この前、会社で仕事をしていたときのことです。 隣の席に座っていた同期が突然、「ああ、今日は雨が降るな」と言いました。 僕が「え、なんでわかるの?」と聞くと、彼は「さっきから、頭が痛いからだよ。俺こういうの、偏頭痛持ちだからわかるんだよね」と言いました。 僕がなるほど、と思っていると、彼は続けて「あと30分もしないうちに降るな。それで18時頃に雨脚が強くなって、20時過ぎに止む」と言いました。 僕は、偏頭痛持ちってそんなことまでわかるんだ、と思いました。 さらに彼は、「あと

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