＃4　何かがはじけた

2022年も残り2か月足らずとなってしまいました。
今年もほんとに早かったな・・・

子ども部屋の壁に、書き込める身長計を貼っています。
息子の身長はこの1年で7センチは伸びました。
驚きだ。

また息子は自室で一人で寝るようになりました。
怖がりで寂しがりやの小6男子だけどついに一人で寝るようになったんです。一般的には遅いのかもしれませんが、我が家では「いつまででも一緒に寝ていいよ～」というスタンスだったので、「ついにこの日が来たか」と夫とちょっと寂しくもあります。

屁理屈をこねたり、めんどくさがりに拍車がかかってきました。
毎日なんだかダルそう。疲れて眠ると12時間ぶっ通しで眠る日も最近よくあります。成長期なのね・・・

そんな成長期真っただ中の息子。
一方私は、何だか月一のものも不定期に来たり来なかったり。
ホルモンバランスも崩れてきているようで気分も体調もちょっと下降気味な40代後半。
息子の行動にイライラしたり、つい口を出したり、無理やり強制させてしまったり。結局いいことなんてひとつもあるわけなく、ますます反発します。

10月下旬、いつものようにお風呂にゆっくり入っているときにフッと思いがこみ上げてきました。
『私は自分で毎日不安や心配ごとを作り出して、それを解消、解決することで満足感を得ている。そしてまた新しい不安や心配事を作り出してそれを解決させることに躍起になって、人生ちっとも楽しめていない』

「あ～！！！！！！！私ってそうかも～！！！！！！！」
何かがパチンとはじけた瞬間でした。

息子が小さい時は息子と楽しむために公園に遊びに行くというよりは「友達ができた方がいいから行こう」と無理して行ったり、学校に行くようになったら、「帰ったらまず宿題！やることやってから遊びなさ～い」と息子の声も聴かず、ただ私が早く済ませて安心したかった。
そう、常に先々のことを心配したり不安になりながら過ごしてきた私。『今』を楽しむということをすっかり忘れていたのです。それは自分自身のことにしても然り。やりたいからやるのではなく、不安の中から発するものばかり。

「これじゃあいかん。これからの人生、もっと楽しみたい。」
11月に入ってからは気持ちも『どんなことでも楽しもう』にシフトしつつあります。いきなり今までの不安体質はガラッとは変われないので、以前の私が邪魔をしてくることも。まだ意識しつつではありますが。

まず、形から入りたい私。
朝起きた時、鏡に向かって気持ち悪いほどの笑顔（誰にも見せたくない）「今日も楽しもう、どんなことがあるかな」と話しかけます。
アクセサリーを身につけたり、着るものを意識したりと家にいるときもいい気分でいられるように変えました。
息子に対して余計な一言をやめるように、そして楽しい会話を多くできるよに意識しています。

とにかくその日、その日をいかに楽しむかということにフォーカス！！！
すると見える世界もちょっとずつ変わってきました。まだまだカメの歩みですが。

表情を変える、服装を変える、行動を変える、言動を変える。
あの時、お風呂の中で今までの自分の在り方を客観的に教えてくれたのは見るに見かねたもう一人の私かな。教えてくれてありがとう。