『Rock ‘n’ Roll might not solve your problems, but it does let you dance all over them』
ピート・タウンゼントの言葉だ。
最高で最強な夜だった。顔を上げれば大好きな推しが目の前にいて、横を向けば仲良しの友人が微笑んでいる。そんな今日はDYGLのツアーファイナル(本編)でした。音楽は好きだけど、細かいことはわからないし、詳しいわけではない。けど、五感が満たされて気持ちいい。その感覚はわかる。真正面からその気持ちいい感覚を全身で抱きしめる。第六感も疼く。だから生って最高！って思える瞬間を何回も味わった。DYGLはサウンドに色気が増した気がしてる。音が幾十にも折り重なる曲が多いエモーショナルでオルタナティブな雰囲気の新しいアルバムは、ほんとによく聴いてるお気に入りの1枚。
DYGLのライブの魅力は音楽だけではない。秋山君のMCもおおいなる魅力のひとつだ。彼はすごく丁寧に、すごく正直に、「今」思ってることを話してくれる。
彼の言葉を聞いていると、生きていく中で大事にしたいことや譲れないことが、すでに明確なんだろうなぁと感じる。(人間だしその都度迷って、もちろん立ち止まったりすることも、たくさんあるんだろうけど、、、！)
その都度、アプローチは違うけど話してる【本質の根っこの部分】は2015年、Ykikiでまだ活動してた頃から変わらないように思う。彼の言葉は人間らしく、そこには信念みたいなものが宿っているから、ちゃんと熱量がある。かと言って、バカみたいにただただ暑苦しいぞ？みたいな話では全くもってない。「〜じゃなくちゃいけない」みたいな話ともまた違う。言葉のあとに、ちゃんと余白がある感じ。彼の控えめで謙虚な人間味のフィルターを通って発せられる言葉だからなのか。彼も同じように生きてる中でたくさんの憤りを感じたり、同じように眠れない夜の存在を知っていると感じるからなのか。理由はわからない。
一方わたしはといえば、人間全てが完璧ってわけにはなかなかいかないから、今だって、そりゃあ色々なんかは、ある。けれど、2016年から2021年ぐらいの本当に仕事がつらすぎたあの時代は過ぎた。(つらい中でもたくさんの素晴らしい出会いや出来事はあったよ！人との縁にはほんと感謝！)
でもいつも悩んでた、とにかく悩んでたあの時代「ここはわたしの居場所じゃないよな、、、」ってずっと前から気付いてたくせに、なぜか頑張ってた。しかも、頑張り方さえもよくわからずに。
今日、秋山君のMCを聞きながら、あの頃のつらかった時のことを少し思い出した。おせっかいだけど、現在進行形で毎日がつらいと思ってるここにいる誰かが、この音楽や言葉で一瞬でも楽になったらいいなと自分勝手に願ってしまわずにはいられない。あの頃の自分ももちろん嘘偽りのないわたしだけど、やっぱり決して良い状態ではなかったなぁと思う。環境がどうとかじゃなくて、あの頃の精神状態にはもう戻りたくない。秋山君の話を聞いていると、あの頃の自分をたくさん認めてあげたいし、今のこの瞬間の自分をちゃんと愛そう！なんて風に思ってしまう(自己肯定感あげてかなきゃ) ※感情の思い出として残しておきたいから、恥ずかしいけど一旦もういい
2019年に投稿したわたしのインスタ。気になって夜な夜な遡ってみたら、秋山君の言葉とその時の感情を残していた(感情の思い出パート2)ので貼り付けておく。
世の中は連鎖している。全ては繋がっているのだ。いい意味でも悪い意味でも。そうであるならば、わたしは良い連鎖を生むひとでありたい。そんなことを改めて思っています。
Rock ‘n’ Roll might not solve your problems, but it does let you dance all over them
『ロックンロールは、君の悩みを解決はしない。けれど、悩んだまま踊らせてくれる。』
(おまけ)
2015年に初めて行ったライブの時に撮ってもらったやつ。わかりやすくデレデレしてる自分がいつ見てもなんかちょっとおもろい。
