#174:話の成分/思考の成分
常々、話のつまらない人にはなりたくないなと思って生きている。
それはたぶん妻の「あの人、いい人なんだけど話がつまらないのよね」という言葉がきっかけだと思う。夫である自分は大丈夫なのか?と、自問してみると心底ぞーっとした。
話がつまらないとは
受け取る人次第なので、もちろん厳密には定義できない。その上で、あえて個人的な独断で考えてみると以下のような特徴が思い浮かぶ。
☑️ニュースや情報のみを話す人
☑️同じ話、特定の話題のみの人
☑️説教や凝り固まった価値観押し付けの人
☑️毎回一方的な自分語りの人
色々と挙げてみたが、共通してるのは聞き手をあまり意識して話していないこと。とにかく、自分が話したいこと(説教でも自分語りでも)を一方的に語る人の話はまあつまらない。
あと、単純に相手を惹きつける話題がないと、ついつい話のレパートリーが単調になりがち。話すべきネタを仕入れられていない状況。
話題が尽きて沈黙になると、よく自分の話題の仕入れ不足を痛感することがある。
思考の成分=話の成分
相手にとって興味深い話題を提供して、それをきっかけに話を盛り上げていくには、普段からそのような話題にアンテナを張る必要がある。
アンテナとはキーワードを持つこと。
つまり普段自分の考えていることの中に豊かな話題につながるキーワードが含まれてないと、それらの話題が自然と収集できない。
要するに、普段からつまらないことばかり考えて過ごしていると、話もつまらなくなる一方。
思考の豊かさは、話題の豊かさにつながる。
まあ当たり前の話ではある。
思考の成分バランス
ただ仕事に追われていたり、もしくはお金や何か別の悩みごとに日々苛まれていたりすれば、当然、普段の思考もそれに覆い尽くされる。
忙しい時や余裕がない時には、自分もよくこの状態に陥っている。
あと仕事の話もお金の話もそれ自体が即つまらない話ではないが、常にどれかに偏っていると発展性もなくつまらなく感じ始める。
なので、思考の成分バランスが絶妙だったり、ある分野で深い思考を持っていたり、あまり他の人が知らない分野を独自に考えている人は、とても話が面白かったりする。
…
何だか、今日は抽象的な話ばかり。
こういうのもネタ切れのサインかもしれない。
今回はこの辺りで。
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