【鮪の低温調理の最適温度!】簡単に作れて美味しいローストマグロ
以前、マグロの低温調理の最適温度を考えてみました。
https://note.com/sushilog/n/n86b69a30bddc
試した温度は46℃と44℃。
結果として、2℃違いでも味が大きく変わることを確認しました。
そして、ある程度の厚みがあるサクならば、46℃の方が「低温調理らしい」仕上がりになると感じました。
そこで、今回、おせち用に【ローストマグロ】を作ってみたところ、かなりのヒット。
ついては、noteに記録しようと筆を執った次第です。
【低温調理ローストマグロ】についての詳細
まずは、【低温調理ローストマグロ】の設定です。
【低温調理機の設定と使用する調味料】
設定温度:46℃
設定時間:30分
調味料:塩、黒胡椒、フライドガーリック、ライツ・リキッドスモーク
そして、調理の手順は以下のとおりです。
【調理の手順】
サクあるいはブロックに塩と黒胡椒を振り、冷蔵庫内に20分ほど置く
待っている間にスライスしたガーリックをEXVオリーブオイルで素揚げにして、フライドガーリックを作る
1のマグロを取り出し、キッチンペーパーで水分を取り除く
2の残り油を熱して、マグロの表面を焼き固める
マグロに、氷水に通したキッチンペーパーをかぶせ、急冷する
マグロをフライドガーリックとライツ・リキッドスモークと合わせ、真空パックにする
低温調理開始、出来上がり
【注記】
4. マグロに火を通しすぎないよう、高温の油で一気に焼き固めます
6. オイルを使わなくてもパックにこびりつきません
調理の写真
▼こちらがライツ・リキッドスモークです
実食!【低温調理ローストマグロ】
低温調理を行った後の状態は、行う前とあんまり変わりません(笑)
なので、切ってみるまでドキドキします。
無事にできていて、ホッとします。
いざ頂いてみると、狙い通りローストビーフをマグロで置き換えた状態に仕上がりました!
最初の振り塩の量で塩分濃度が決まります。
個人的には、軽く脱水する程度の塩気にして、ソースを付けて食べるのがベターだと思います。
ソースはローストビーフと同じでOKです。
あるいは、カラシ醤油やワサビ醤油でも美味しいです。
【低温調理ローストマグロ】はローストビーフと異なり、脂が控えめなのでサッパリです。
また、マグロ特有の酸味があり、スッキリと楽しめます。
それでいて低温調理のおかげで、生とは異なる食感に仕上がり、旨味も感じやすい状態に。
マグロ好きならば試して頂きたいレシピです!
低温調理に関心のある方は、【低温調理器についてのブログ記事】もご参照ください。
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