童話で学ぶ BPMN 超入門編
この記事の目的
・参考記事を調べる
・フロー図「BPMN(簡易版)」を練習する
※用語や図形、複雑なフローの紹介はありません
はじめに
こんにちは、プロダクトデザイングループです。
システム開発の現場では「フロー図」が活用されており、
業務プロセス全体の流れを可視化して、認識合わせや検討を行います。
今回はBPMNの練習経過を記事にしてみました。
※BPMN(Business Process Model and Notation):ビジネスプロセスを視覚的に表現するための標準的な記法
BPMNはルールが多いため、トライしやすいように「有名な童話のストーリー」をお題にしてみます。
参考記事を探す
前提の理解や練習の流れは、こちらの記事を参考にしました。
◇そもそもBPMNって何ですか?
◇初心者向けの練習方法はありますか?
BPMNの入門編 4ステップ
基本の4ステップを実施します。
担当者/部署名を「列」で区切る(スイムレーン)
タスクの「四角」を並べる(アクティビティ)
フローを「矢印」でつなぐ(シーケンスフロー)
開始と終了の「円」につなぐ(開始/終了イベント)
【準備】童話「赤ずきん」のプロセスを書き出す
まず、テキストや表でプロセスを書き出します。
考慮しきれなかった部分は後から修正していきます。
制作にはホワイトボードツールのFigjamを利用しました。
(業務ではMiroを使うことも多いです)
テキスト箇条書き・テーブル表
この段階で「開始・終了」や「分岐」、「関係者の所属グループ」を分けておきます。
1.担当者/部署名を「列」で区切る(スイムレーン)
2.タスクの「四角」を並べる(アクティビティ)
3.「矢印」でつなぐ(シーケンスフロー)
4.開始と終了の「円」につなぐ(開始/終了イベント)
タスクが配置できたら、以下の流れで図を書き込んでいきます。
・タスク(四角)と分岐(ひし形)を矢印でつなぐ
・連絡の種類(メール)や手段(手作業)についてマークで表示
・イベントの開始・終了を示す「円」につなぐ
作成中、過不足や間違いに気づいたら修正します。
例:前段階の「祖母の体調を把握」「見舞品の準備」を追加
見直しからレビューへ
ここまで記入したら、フローが通るか見直します。
(間違っている箇所もありそうですが、BPMN記法の一歩目は実践できた気がします!)
業務の場合は、ここからレビュー依頼して認識合わせに利用します。
目的やフェーズによって確認したい内容・粒度が変わってくるので、適した図を使い分けたいですね。
次はASISのフロー図もとに、BPMN記法になっていない部分をブラッシュアップできればと思います!