中学受験に迷っている心情、覚書
中学受験を検討している保護者の大半は「小学生がそこまで勉強すべきなのか」といった疑問や不安を抱いている…気がするんでしょうが、いかがでしょうか。
自分も迷っています。現在、小学1年生ですが、年中くらいの頃から考えているので3年目ですね。今後もずっと迷っていくんだろうなと思います。
まずは前向きに検討する理由としては、
・子どもの性格的には、多分、適正がありそう(好奇心旺盛、何でもやりたがる、外交的)。
・子どもの能力的には、現時点で国語の能力がそこそこ高そう。他は未知数。
・進学先となる公立中学校にあまり魅力を感じず、もっと主体的に学べた方が楽しめるんじゃないか。
それは私のエゴではないか、という気持ちもすっっっごくあります。
・余暇の時間、睡眠時間などを削ってまで勉強すべきなのか?
・私の性格的に、子どもに不要な負荷を与えてしまわないのか?
・通学には時間がかかるし、痴漢被害なども付きまとうがそれは大丈夫なのか?災害発生時にリスクが高くなるのでは?
・進学後、いじめなどにあってドロップアウトする可能性は、絶対にゼロにならないのだが?
・あまり考えたくはないが、受験に失敗した場合のダメージが大きいのだが?
・中学受験をせずとも、しっかり学んで良い環境or本人の望んだ高校、大学に進学できる子はたくさんいるのでは?
※ちなみに夫もおおよそ同じ意見です。
その上で、なぜ受験を視野にいれているのかと言えば、ひとえに子どもの学習環境が整うから。私立小学校に進学した知り合いが多く、お話をしていると、やはり授業の質、深さは桁が違うなと思わされます。
公立には公立らしい学び方、良さがありますが、授業が習熟度別に分かれない限り、学びのレベルがばっちりはまる子は少ないでしょう(得意な子にとっては物足りず、不得意な子にとってはそれでもついていけない)。
中学受験をすることで、こういうレベルの差が埋まるというのは、大きなメリットだと思っています。私は公立小学校・中学校出身で、「小学校ではテストは100点が当たり前」でしたが「そのまま苦手分野がどんどん膨らみ、成長できずに終わった」という典型的なパターンを歩みました。今、特別な問題にはなっていませんが途中で四苦八苦したこともありますし、振り返ってみたら「ちょっともったいなかったな」と思います。
子どもには「できることならば、選択肢は多い方がいい」ということを伝えていまして。親の方としても「しまった!間に合わない!」とならないように、様々な情報を得ていきたいなと思っている次第です。