生きとっ短歌、ワレ！

　葬式で
　屁の音聞こえ
　困惑す
　わろたらあかん
　なのにまた出る


　これどうよ
　会心の出来
　自慢する
　しかし誰にも
　褒めてもらえず


　めんへらが
　また自殺する
　騒ぎ出し
　どうせ嘘だろ
　足ははやまる


　目が覚めて
　どういうことか
　うなだれる
　過ぎた時間の
　重さ思えば


　考える
　余裕すらなく
　ただ悩む
　まさかこんなに
　なっているとは


　どうすれば
　いいものなのか
　思考する
　戻っては来ない
　時に悩みし


　生きていて
　これほど悩み
　苦しんで
　報いが来れば
　救いもあれど


　あるのかな
　あったらそれで
　どうしろと
　突っ込まずには
　いられないたち


　夢ならば
　夢ならそれで
　いいのにと
　思った時には
　もう遅い日々


　まだまだだ
　あきらめがつく
　はずもない
　馬鹿につけれる
　薬などなく