今年のテーマは「インクルーシブ教育」バディウォーク東京for all 2023 冊子が完成しました
バディウォーク東京for allの開催地である渋谷の皆さんと共に「インクルーシブな社会を発信していけたらいいな」そんな私たちの思いに賛同いただいた渋谷の店舗様に、バディウォーク東京for allのオリジナル冊子・ノベルティを設置、来店した方に無料で配布する「タウン企画」を昨年より実施しています。
今年のテーマは「インクルーシブ教育」
冊子の内容をご紹介します。
●「ダウン症のあるかのんちゃんの日常」:サプライフ代表・美保さんの娘かのんちゃんはダウン症があり、現在小学校1年生で通常級に通っています。最初は戸惑っていたクラスのお友達も、だんだんと「かのんちゃんはこういう子なんだ!」と理解し、一緒にいることが当たり前になっていく様子が書かれています。
●「かのんちゃんにしつもん」:クラスメイトからかのんちゃんへの質問コーナー。子供ならではの面白い一問一答です。
●「小学校の生活指導員T先生インタビュー」:かのんちゃんの支援員としてついてくださっているT先生。サプライフがT先生にインタビューをした時のお話をまとめました。T先生が間近で見る子供達の成長、共に育ち合うことについて話してくれました。
●「障がいがあっても通常級に通った平田カズキくん」:TBS報道特集にも取り上げられた北海道旭川市に住む平田さん親子。息子のカズキくんには重度自閉症があります。彼は中学から通常級に通いました。なぜ通常級という選択をしたか、担任の曽我部先生との出会い、カズキくんがクラスにいたことを当時のクラスメイトはどう感じていたか、インクルーシブ教育を実践し、こんなにも素晴らしい心の育ちと学びがあるのだなと感動します。
●龍円あいり「インクルーシブ社会って?」:改めて「インクルーシブ」とは何か?”人と違うことが当たり前のアメリカ”と”基本的にみんな同じであることが前提の日本”との違いに戸惑ったこと。その経験を踏まえ、東京都議会議員としての取り組みなどを語ってくれました。
今回、より多くの人に読んでもらえるよう
・漢字にふりがな(ルビ)をふる
・スマホからQRコードを読み込むと英訳を読むことができる
という工夫をしました。文章を英訳してくださったのは、イギリスに住むかのんちゃんの叔母夫妻・ハリーさんとけいこさんです。
後半はバディウォーク東京に協賛してくださった企業のページです。
とても読み応えのある冊子になっています。バディウォーク東京当日も冊子はご覧いただけますが、協賛企業が運営する店舗にも置いてあるので、ぜひお手にとってご覧くださいね。