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お客様としての振る舞いが上手なお客様ばかり。
こんにちは。
みなさま、四連休はいかがお過ごしでしょうか。
神楽坂も、心なしか、人がいつもよりも少ないような気がします。
まぁ、いつもゴールデンウィークの都内はこんな感じですが、コロナ禍が落ち着いたので、インバウンドが目立ちますね。
さてさて、今まで書いた記事をマガジンという形で、カテゴリー分けしてみました。
「いや、この記事はこっちじゃないの?」みたいなご意見がございましたら、是非コメントください!
最近やっと、四ツ谷の珈琲日記のことをゆっくり思い返してみたりする余裕が出てきました。
そして、珈琲日記をスタートしてからの8年間の記憶もゆっくりと。
とても良いお客様に恵まれてきました。
いろいろな場所で、よく話すのが
「うちのスタッフ全員が、お客様を相手にストレスを感じたことは一度もないと思います。」
ということ。
まぁ、一度くらいはあるのかな?笑
しかし、もしあったとしてもスタッフ全員、思い出せないほど大したことないことばかり。
珈琲日記は、神楽坂時代までは毎朝5時台から行列ができていたため、コロナ禍には地域限定の完全予約制で再スタートしました。
当時、私にとっては予約制のカフェにとても抵抗があり、全てのお客様に安心してご利用いただくためとは言え、めちゃくちゃ心苦しかったのを覚えています。
でも、蓋を開けてみると
「予約制は時間が読めるからありがたい。」とか
ケアワーカーの方々や看護師さんからは
「安心して利用させてもらえる」
などと言っていただき、
私たちの方がどれだけ救われたことか。。
今となっては、あれはいったいなんだったんだろう??と思うようなコロナ禍でしたが、当時はなにが正解かわからず、自分と妻とスタッフとの倫理観のすり合わせをしながら手探りでお店を運営していました。
それでも、胸を張って進んで行かなければ、スタッフもお客様もついてきてはくれません。
はじけそうな精神状態での四ッ谷店オープンでした。
予約制に関しては、利点しか感じなかったほど、お客様には喜んでいただきました。
もちろん、予約制が嫌いな人もいらっしゃったかと思いますが、そんなことは全く気にならないほど、たくさんのお客様に楽しんでいただけたのだと思います。
そして、無断キャンセルの少ないこと!
四ツ谷での三年間と、臨時営業していた牛込柳町のシェアキッチンでの半年間、ご予約の無断キャンセルの総合計数は5件。
それ以外は必ずお電話もしくはWEBでしっかりとキャンセルのご連絡・手続きをしてくださいました。
特にコロナ禍でしたので、当日の発熱や体調不良などで、周りに迷惑がかかるとのことでお気遣いいただいての当日キャンセルも快く受け付けておりましたが、5分、10分遅れるだけでもちゃんとご連絡をいただいていました。
そのあたりは、常連さんであるほど気遣っていただけていたと思います。
「良いお客様」というのは「お客様としての振る舞い」が上手だと感じています。
もうね、こちらが良いサービスをせざるを得ないような状況になるんですよ。笑
本当に、お客様として上手。
「常連面」をして、少し横柄な態度のお客様って、どこにでもいるような気がしますが、心からのサービスは受けられていないと思います。
本当は損をしていることに気づいていない。
でも「お客様としての振る舞い」が上手なお客様は謙虚さもあるので、お店側から積極的にサービスさせてしまいます。
珈琲日記のお客様は、そんなお客様ばかりです。
ですから、接客にストレスなど感じることなどあるわけがないです。
もちろん、お店もお客様を選ぶ時代です。
あからさまに選ぶのではなく、上手に選ぶことが大切ですが、そこにはマニュアルでは実現できない、心得があります。
マインドの話です。
この話はまた、別のカテゴリーで。
温かい常連さんに囲まれて過ごした日々を思いながら、窓の外を行きかう観光客を眺めている昼下がり。
神楽坂の静かなゴールデンウィーク。
では、また。
いつもお読みいただきありがとうございます。