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こどものコトバ

週明け、次男が夜になり発熱。
その数日前に、
野球で車出しをした際に
同乗したメンバーの一人が
溶連菌にかかっていたと検査結果を
お知らせがあった為、
翌朝平熱に下がっていたものの病院へ

コロナ以降は、
予約を取るのも中々のハードワーク。
朝予約を取っても、午後16時からの63番目。
夫が予約を取って、
夕方一緒に子どもを小児科へ連れて行った。

24時間以内に発熱していたので、
隔離部屋へ案内され待機中…



ふと次男坊が、
「ベトナムの隔離施設みたいだね。」
我が家は、コロナ初期にVietnam駐在
海外渡航先では隔離2週間が必須だった当時を
子ども達は経験していた。

続けて、
「もっといたかったな。」

私も「そうだね~。」
「パパの仕事がね…(パパの躁状態?なんだか思考がおかしくなっていた時期?そこらへんは謎)」

そんな、Vietnamの思い出話をしていたら、

「だって、大人の言う事は絶対なんでしょ。」
小部屋から窓を見ながら息子が吐露した。


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とても、
予想だにしないセリフに聞き返してしまった。
”そんな風に私は、
こどもに無意識に関わっていたのかな?”

頭をよぎりながら…

「どうして、そう思うの?ママやパパ、大人が言っていたの?」
と聞くと、


「違うよ。なんとなく。」

私も、恐らく夫も、
子どもの事を無視するような
そんな傲慢な態度や発言をしては、いないはず…

でも、そんな考えを私たちオトナ
どこかで与えているのか?

私は、
大人が絶対正しいとか。言う事が絶対だ。
なんてないよ。もしも、ママがそんな風にいっていたら、間違えている。ママも間違えたりしたら、君たちにあやまっているでしょ?大人も間違えるよ。」

引っ越し、たくさんしてきたけれど、
本当は嫌だったら、嫌だと言ってよかったんだよ。
子どもたちは、うんと優しくて、パパも好きで、
一緒にいたいと思うから付いてきてくれた。
私たちが、無意識の中で言わせなかったのかな。。。

だから、次男は「大人の言う事が絶対」と
無意識の中で受け取っていたのかな。

あの当時は、
Vietnamのロックダウンが厳しくなり、
ワクチンを打っていない子どもたちは、
数か月レジデンスから出られない。
自由がなかった。
学校もオンライン
頑張って2週間隔離生活を終えたのに、
どんどん行動が制限されていく状況や、
子どもが感染しても、
母子を離して野戦病院に連れて行かされるなど、
話もあったので、もしそうなったら、
子どものトラウマになるなど、最悪のケースも色々考えてしまった。
日本の当たり前は、通用しないのだ。
そんな中での、夫の”転職スキルアップ発言”

ここから始まった…

私がもっと冷静に判断できていたらな。
まさか、
すぐに転職活動から本帰国とは想定しなかった。

次男坊の、発言から…色々また振り返ってしまった。




物事を悪く考えてはいけないのもわかっている。
次男の吃音の通級も
支援が行き届いているのは、日本だから

子ども達が、夢中になれる野球に出会えたのも日本

どこにいても、楽しく生きていけている。

Vietnamは長期旅行に行っていたとでも思おう。
思いたい。
…思うように努力している。(笑)



ただただ、
子どもの言葉にはっとさせれた出来事だった。

もっともっと、
子どもの心の声を聴けるように、
成長していきたいなぁと思う。

母ちゃんです。

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