不登校息子とこそ、しょーもない話をすればいいのに。
仲良くしているちゃぼはちさんの『しょーもない話』の記事を見ていて、全く違う方向でのしょーもないが自分の中でモクモクと立ち上がってきた。
わたしのしょーもないは、全然元気になる話じゃなくて、ごめんなさい(笑)なんだけど。
最近息子が精神的に回復し元気になったせいか、パパと息子の関係がまた不登校前の最悪だった頃に戻ってきている気がする。
それはきっと、ママが子供と離れる時間を確保してくれようとするパパの焦りの現れ。
息子のやること成すことに口を出す。
監視をするような目つきで彼を見ている。
きっと夫は気がついていない。
でも明らかに息子がパパを拒否し始めている。
『明日はパパイルノ?』
そう聞かれるようになってきた。
これは期待の質問ではない(いないほうが安心するんだけれど)の現れだ。
私も息子の不登校前、カサンドラになっていた。
今回も息子に対して必要以上に声を掛け始めた夫の声に、嫌な気持ちが戻ってくる。息子だって同じはずだ。
明らかにおかしくなっていたあの頃の息子。精神不安定な子供たちに対しては、寛容な心でひたすらに遊び相手に徹することができ、親子関係を修復できたのに。
元気になってきたからって、また去年と同じことを繰り返すのか?
しょーもな!!
いまここで気がつけたから、思春期前のかわいい段階で子供への関わり方を学べたんじゃないの!?
この9か月ママもたくさん本を読んで勉強してきて、夫婦の教育方針が必ずしも一致している必要はないと思うようにはなった。
向いている方向は同じ方が良いから、そこはたくさん話し合いを重ねるべきだけど。
子供に対してママとパパが違うことを言う。
そこを一致させることまでは必要ない。
違う人間だから。
両親も違う人間なんだから、そこから子供もさまざまな対処法を学べばいいと思う。
ただでさえ人と関わる頻度は減っている今の現状なんだから、家庭内でできることをするに越したことはない。
でも、それは息子のためにはなるかもだけど、夫のためにはなるだろうか?
人は誰しも忘れてしまう。
忘れてない?1年前のこと?
子供が言うことを聞かないのは、私のせいだと言ったこと。
大きな声で子を叱るのは、しつけのためだと言って譲らなかったこと。
不登校直後、私が別居覚悟で「考え方を変えられないなら、もう一緒に暮らせない」と言ったこと。
ママがあのとき言ってくれなかったら、ずっと過ちに気がつけなかった、そう考えると怖いと感謝してくれたこと。
地区外の夏祭りなのに「たくさんの人がいる所に行くのは、むずかしい。やっぱり行かない」と言った息子。
動画を休憩しながら見るようにと言われて、なかなか守れない息子。
そんな息子を睨みつけるように見ているパパ。
1年前のあなたの目に戻ってるよ。
忘れてんな。
しょーもな!
また、息子はパパといる時間を苦痛に思い始めているよ。
「ママ、休日は仕事したり、理由つけて外出したら?」
そう言ってくれたのは先週のパパ。
この状態では、ママは結局ひとりでの外出なんてできなくなるのよ。
《ひとり時間を作ってくれようとする思い》はうれしいけど、子供に当たるようになるくらいなら、任せられないんだ。
平日は仕事が忙しいけど一人の時間もあるでしょ?
正直、この2日間の休日も子の面倒みるのしんどかったでしょ?
それを毎日続けているのよ、私は。
仕事が忙しいのもわかってる。
平日疲れているのに、休日にママのために子供の世話を請け負うってことは、今度はパパの休みが無くなるもんね。
プレッシャーになったんでしょ?
人は余裕がないと、人に優しくできないもんね。
思いはもらったから、もう元に戻っていいよ。
パパも自分の時間を以前のように、持っていいよ。
しょーもない縛りは捨てて、しょーもない監視の目も捨てて。
ふりだしに戻って、また子供たちとただただ楽しく遊んであげてください。
どうでもいい話をして、ガハハと笑い合うのが、あなたの本来の役目なのだから。