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巡りゆくもの、巡りかえるのか

嘆願書を書いて持っていった翌日、息子の担任から電話がきた。

『来ていただいたばかりですいません。伝え忘れてしまっていて💦クロームブックの点検があるので、明日また学校に持ってきていただけますか!』

(おーう、何回も行くのメンドクサイ…。)との気持ちは飲み込んで、承諾した。

翌日、ムスメとの多様化学校への母子登校にも疲れてしまい、早々にお昼で帰宅したわたし。
重いおしりを持ち上げて、運動を兼ねて歩いて学校へ向かった。
予想では下校時間には、ぶつからないはずだった。

だのに、ランドセル姿の子供に出会う。
もうすっかりと完全不登校の息子の学校の予定に、疎くなってしまったな…。
今日は早めに終わる時間割だったようだ。

昨年だと、ランドセル姿の小集団を見つけると、涙が込み上げてきてた。
その集団の中に、いるはずのない息子の姿が重なって。

今回は大丈夫。
そう平静を保って、隣を通り過ぎる。

それでも、やっぱり考えてしまう。
去年は「転校したくない」でも「学校には行かない」そう断言してた小2の息子。
今年は、「来年度のオルスクは週2ペースのままにする!」と言う小3息子に『了解〜』と返し、はたと気がつく。

『わお!忘れてた!それより前に確認してなかったけど、学校はどうするよ?』
「行かない!!」

いじめや友達関係で学校にいけなくなったわけではない、息子。
もうほとんど付き合いのない同級生のなかには、以前ともだちだと思っている子もいるのだろう。
でも実際、1年経ってどう思っているんだろう?

(もう一度、確認してみようかな‥?)そう思っていた。

そんなとき、オプチャ仲間の記事を見て(ハッ!)とさせられた。

不登校だった子の実際の声。
親や周りに対して『そんなに心配しなくてもいいって思っていた』って。

あたまドーーンって殴られた感じ(笑)

息子に対して、あれこれ言いすぎるところだった。
わたしが思っているよりずっと、自分で考えるチカラは持っているはず。
もっと信用して、向こうから言ってくるのを待てばいい。

そう気がついた。
良かった。言う前に気がつけて。


息子自身が、あそこに戻りたいと思う日がくるのか?

あそこではないところで、過ごしていこうと思っているのか?


それは彼が考えて、決めれることだ。
余計な口や手は出さないように、心しておかねば。

不登校だろうと、子どももしっかりと成長している。

最近忘れていたあれね!!


お口チャックで❌️

みなさまどうぞ、お忘れなきよう。


オプチャ仲間の『ポンコツ』ちゃんが描いてくれた、お口チャックで!(使用許可済)




諦めたら終わりかもしれないが、諦めるから次があることもある。
「諦め」も時には必要。

ゲッターズ飯田


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晴れパン / 多様な学びを願う×不登校兄妹のママ
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