見出し画像

不登校解決系の本はもうお腹がいっぱいのようだ

今月で仕事を退職する晴れパンです。
いそいそと図書館に通い、子供の本を借りがてら、自身の退職後の手続き関係の本を手に取り勉強する日々です。

その他、ノンジャンルで棚をバーーっと流し見して、気になった本を追加で借りてくる。

不登校なりたての頃、解決方法とか体験談とかの本を読み漁って、子の気持ちの理解や自分のメンタルの変容に努めてた。

最近はめっきり、発達関係の本や多様な学習方法を模索するような本を選んでいるが。
久しぶりに目についた【不登校関連】の本を1冊借りてみた。

小学生の兄妹。
不登校になった理由が違うから、対応や声がけは違うほうがいいんだけど。
そう簡単にはいかない。

兄妹で別々なことを言われると、子供は混乱する。
[あっちばっかりズルい]
[あっちはこう言われてたんだから、こっちもいいでしょ!]

説明しても、諭しても、そうは問屋が卸さないのだ。

〈タイプが違う不登校〉そんなサブタイトルに惹かれて借りてみたんだけど、、、
冒頭から拒否反応。
それでも役に立つところもあるかも知れないと、目を細めてパラパラと流し読む。

******
(不安やつらい気持ちを飲み込ませて、登校できるような行動に変える)
(学校の外に楽しいことがたくさんあるから、学校に行かないのだ・・)
******

アメリカの著者の本を和訳したものだから、思ってたのと違うな。
もしかしたら本当に、不登校初期だったら対応可能な内容なのかもな。

とりあえず、まー、いまのウチには合わないな。
というか、はじめのほうにもう書いてあった。

『不登校期間が長くなってる場合、発達障害がある場合はこの本は合いません』って(笑)


経験したことをいつか誰かのため役立てたいけど、解決系の方法ではないんだな。自身の体験を元に、寄り添って、共感して、うなずいて、一緒に泣いてあげることくらいなのかな。


夏休みのいま親の私が考えていること


社会性を養う機会を作ること。
学ぶ機会をどう持たせるのか。

いま社会性と学習面という2点に分けて考えている。

兄妹それぞれ学校に対する気持ちが違うこと、特性や性格を見ていると、同じ道筋や声がけでは対応していくことはできない。

小3息子はとりあえず、オルタナティブスクールに通うことを自ら決めた。
ここは通常の国語や算数といった勉強は行わないから、社会的自立を育む場所。もちろん自然の中で学ぶこともたくさんあるんだろうな。

学習面は塾や家庭教師もあるよと伝えてはいるけど、授業形式に強く抵抗がある息子は「嫌だ」「お金もったいないでしょ」と言う。
でもどこかで(他の友達と違って授業受けてないから知らない)という自信の低さを感じさせる。
劣等感は感じ始めてるようだ。

でも、結局やりたくなかったら無理強いさせても、やらない。
自分でやる必要を感じた時に、親も動けるようにお金貯めとくよ(デモイッパイハムズカシイヨ)

家計が気になる気持ち、長女だった私にはよく分かる。

子供の頃、外食して金額を気にしてメニューを決めていた私の隣で、弟はわりと高めのステーキとか注文してた🥩
家計を気にする小学女子と気にせず食べる小学男子。

『チキンライス』の曲に激しく共感したものだ。


小1ムスメは不登校の入口が兄とはちょっと違う。
可能な形があるのなら、学校に行けると社会性も学習面も2度美味しい(笑)

夏休み開けたら、発達検査の結果を持って学校に支援の範囲を相談してみよう。
配慮できるところを一緒に考えてもらって、できるところからやってみよう。

学校関係は申請しても時間がかかると聞くから、その間にできること。
もう一度支援センターの面談を再度チャレンジすることと放課後デイサービスの検討かしら。

9月は忙しくなるな。

子どもの気持ちも尊重しながら。
目の前のことをひとつひとつ、焦らずにやっていこう。



全ての人が、計画通りの人生を送ってないので、計画する必要はない。

ゲッターズ飯田

いいなと思ったら応援しよう!

晴れパン / 多様な学びを願う×不登校兄妹のママ
共感いただけたならばサポートしてもらえたら、嬉しいです! いただいたサポートはこどもたちの第3の居場所(サードプレイス)への授業料に使わせていただきます!