阿部 泰洋
ドラムマシンの修理の記録
真空管カーラジオの修理の記録
カーラジオ修理の記録。
先日、塗装用の機材を共同購入しようという話が挙がり、情報収集担当になったので、今までの収穫をメモ的にまとめてみました。 0.必要なものリスト塗装開始するまでには、以下のものが必要みたいです。 コンプレッサー エアブラシ 塗装ブース その他、アクセサリ エアブラシフィルター エアーホース エアブラシスタンド この他に塗料も必要ですが、ひとまずは上記のものを個別検討してみます。 1.コンプレッサー十分なパワーがありつつ、大きすぎず重すぎず、取りまわしやすいもの
前回、MIDI信号をArduinoで受信できなかったので、問題点を探していってみます。 まずはハード側から。 DIN端子からフォトカプラのArduino側まで信号を検証しました。 信号自体は伝わっているのですが、電圧が5Vになるところ500mVになっいました。 原因がわからないので別のフォトカプラを使い、回路を作り直しました。 (こちらのページを参考にさせてもらいました。) これで再び計測しても同じ症状となり困っていたのですが、結局オシロスコープのプローブの減衰率がx1
前回の投稿から4ヶ月ほど、外装の磨きを行いました。 #120の紙やすりで錆をとり、そこから#320→#400→#800→#1000→#1200→#1500→#2000→#2500→#3000→#4000とヤスリの目を上げて磨き、最後はピカールで仕上げました。 外装を止めているボルトは、サンポールで表面の錆を落とし重曹で中和しました。その後、深く侵食している錆をサビ取り剤と真鍮ブラシで落としています。 この後は、バックパネルから電子パーツを外して磨きつつ、小さいパーツと内
今回はMIDI改造の回路から組んでいきます。 前回のせた動画を見つつ、回路通りにパーツをセットします。 次にArduinoへMIDI受信用のプログラムを書き込みます。 プログラムはこちらのページを参考にさせてもらいました。 #include <MIDI.h>MIDI_CREATE_DEFAULT_INSTANCE();#define LED 13void setup(){ Serial.begin(9600); pinMode(LED, OUTPUT);
家に真空管のカーラジオがやってきたので、修理していきます。 まずはボルトを外したいのですが、ちょうど合うサイズのナットドライバーが無かったので注文します。 到着までの間、ボルトが錆びているので、ラスペネを吹いて緩みやすくしておきました。 ボルトを外して、筐体を分解していきます。 上下、フロントのパネルが外れました。 サイドと背面が一体化した部分が残っているのですが、ここは基板や配線が沢山ついているので、分解は後回しにします。 次は取り外したパネルを掃除して、磨いて
ネット上に回路図があり原因を調査してみたのですが、いまいちわからずなので先にMIDI改造をしてみることにしました。 MIDIの仕様など詳しいことは知らないので、まずは勉強します。 MIDI信号は以下の形が基本形のようです。 10bitで一かたまりで、DATA Bits のところにチャンネル・音階・ベロシティ・その他パラメータ値…etc などが入ります。 MIDI入力の回路は以下のようになります。 入力電流/電圧が大きすぎても全体が壊れないように、フォトカプラを挟んで
スピーカーとケーブルを注文した時、音の違いがあるのか気になったので、ケーブルを3種注文していました。 すぐ付け替えられるので、聴き比べをしてみます。 1. CANARE 少しほこりを被ったような音ですが、ドライブしながら聞くと「なんかラジオなってるな〜」という感じで景色に溶けこんで意外といいです。 無難ですが、AMラジオらしい音がします。 2. BELDEN 乾いた音で、ラジオ単体で聞くには心地良さそうです。 ただエンジンと音色が被るので、そこが気になってしまうとこ
今回は電解コンデンサーの交換をしてみます。早速、1枚目の基板から。 2枚目の基盤も交換します。 パッとみた感じ液漏れは確認できなかったのですが、外してみると状態の怪しいコンデンサがいくつかありました。 再度組み上げて、動作を確認してみます。 ダメでした。前と同じ症状です。 始めの1音は音が出るので、パターンを切り替えつつ確認すると、キック・スネア・ハイハット…etc のそれぞれのモジュールは正常でした。 シーケンス部分に問題がありそうなので、修理できそうかみてみま
今回は基板とメカニカルパーツの清掃をおこなっていきます。 早速、基板1枚目から。 背面のパターン部分へフラックスクリーナーを吹きかけて、歯ブラシでこすって汚れを落とします。 最後はパーツクリーナーでフラックスクリーナーごと洗い流しました。 上面のジャックとスイッチ類は、接点洗浄剤で汚れを洗い流しました。 だいぶきれいに仕上がりました。 次は2枚目です。 メカニカルパーツがくっついているので、後でこちらも洗浄します。 基板は1枚目と同じ方法で洗浄します。 メカニカルパ
前回、本体をバラしたので、今回は筐体の掃除から行います。 上面パーツは中性洗剤で丸洗いし、残った汚れはエタノールをつけた布で拭いて落としました。 下部パーツは注意書きシールが貼ってあるので丸洗いせず、エタノールで拭くのみです。 あまり違いがわからないのですが、きれいになったと思います。 次回は基板とメカニカルパーツの清掃をしてみます。
ドラムマシンが故障してしまったので、修理します。KORG KR-55です。 現状、電源は入るのですが、スタートボタンを押しても最初の1音しか鳴らず、そのまま止まってしまいます。 中古で購入した時は、弱々しいながら数拍は刻んでくれたので、何かパーツがヘタったのかもしれません。 まずは筐体を開けてみます。 右側のメイン基板は2段重ねになっています。 その他のパーツも筐体から外してしまいます。 修理の準備ができたので、次は筐体・基板の洗浄、電解コンデンサの交換あたりから着
今回はスピーカー取り付け用のアダプタを作って、取り付けまでおこないます。 まずはラフを描きます。 これで大体のサイズ感がわかるようになりました。 次に「サイズは大きすぎないか」「穴の位置は正確か」「強度は問題ないか」…etc 検討します。 検討項目を反映した案をデータに起こします。 meviyというサービスを使い、3Dデータファイルを渡して板金を注文します。 5日目ほどで届きました。 板金のみだとネジ頭やナットが挟まって固定できないので、スペーサーも作成します。
スピーカーとケーブルを入手したので、早速ラジオとつなげてみようと思います。 ケーブルから処理していきます。 はじめにケーブルの皮膜を剥きます。 ファストン端子をつけて、圧着ペンチでかしめます。 念の為、はんだ付けもしました。 スピーカー側にも端子を装着して、はんだ付けをします。 ケーブルとスピーカーが接続できるようなりました。 一度、ラジオと接続して音を出してみます。 相変わらずノイズしか入らないのですが、音は悪くない気がします。 あとは車に取り付ければOKなの
一向に音が出ず困っていたのですが、いつもと違う場所にて繋ぎ直し、動作テストをしたら、音声を拾ってくれました。 電解コンデンサを交換した時に問題は解消していたと思われます。 OKということで、回路とメカ部分をはんだ付けします。 はんだ付けした箇所は念の為、電気が通っているかテスターで確認しました。 再度、動作確認します。 やはりノイズばかりだったのですが、どうも部屋の電波状況に問題があるようです。 窓を開けアンテナを外に出したら、かろうじて音声をひろいました。 冒頭の
回路の修理中ですが、合間にフロントパネルの塗装をします。 写真を撮らなかったのですが、シルバーメッキ部分は少し腐食があったので、1500, 2000番の紙やすりで軽く削り、ピカールで研磨しています。 塗装の前に、シルバー部分をマスキングします。 つや消しブラックのスプレーで塗装。 2,3回、乾かして重ね塗りをしました。 マスキングテープを外して、完了です。 綺麗に塗装できました。 外装の修復はおおむね完了したので、ぼちぼち音が出て欲しいです。
基盤とメカ部分の整備をしたので、つないで動作確認をします。 前と変わらず。 またコツコツと基盤側の問題点を探っていきます。 まずは接触不良があるかもしれないので、基盤の再ハンダをおこないます。 再度接続して、動作確認。 ダメでした。 回路は信号増幅・周波数フィルタ・オーディオアンプ…と大きく分かれているようなので、次は各パートの動作が問題ないか探りつつ、フィルムコンデンサ・セラミックコンデンサ・トランジスタあたりのパーツ動作も確認してみます。