大河ドラマ「光る君へ」第33話
リアタイで大河ドラマ「光る君へ」を観た。
「式部誕生」
華やかな内裏の裏で
せわしなく展開される女房達の1日。
まひろは藤式部の名前をもらい慣れない生活に入る。
しかし夜はいびきや物音で満足に寝られず、日中も雑事や衆人環視の中での執筆にまひろは音を上げる。
僅か8日での里帰り
まさかの僅か8日での里帰り。
道長は激高し、しかし次第にうなだれ藤壺に留まるように頭を下げる。
まひろはそんな道長の想いに応えようと思いつつも「家で書きたい」「物語には勢いが大切」と言って最後迄自分の意思を曲げなかった。
女性であっても己の才覚をもって自立して生きていきたいという意志の強さ、したたかさを感じた場面であった。
中宮彰子
里に下がるご挨拶をしに中宮彰子の元へ。
寒い日、まひろは火鉢を用意しようとするが、彰子は「冬が好き」「空の色も好き」と話す。
自分が好きな色は空のような青の色。
中宮彰子の意思は明確。
でも自分の周囲の場を尊重する奥ゆかしい姫様であったのだ。
家での執筆生活
8日で戻って来たまひろを見て為時邸のみんなはびっくり。
でもこの家はいつだって和気あいあい。
そんな環境でまひろは道長との約束通り執筆活動に専念する。
1006年5月、まひろは原稿の続きを届けに藤壺を訪れる。
一条天皇との再会
中宮彰子に挨拶に行くと、彰子も帝が読みたい物語を読みたいと言う。
最初の原稿はもうないのでまひろは彰子に今迄の話の概要を説明。
「帝みたい。」「その皇子の名前は?」と彰子は興味津々。
「皇子の名は光る君でございます。」
物語は虚構の世界。でもその虚構があるからこそ人間の感性はより豊かになっていくのではないだろうか。
一条天皇に物語の続きを献上すると、何と一条天皇は藤壺にやってきた。
まひろは一条天皇と再会。
最初は「朕への当てつけか」と文句を言っていた一条天皇だったが、自分だけではなく他の人も読めるようにしようと写本の約束を取り付けることができた。
褒美の扇子
後日、道長はまひろに物語の褒美として扇子を渡す。
扇を開くとそこには出会ったばかりの2人(まひろと道長)と1羽の鳥が描かれていた。
2人しか知らない大切な思い出。
道長の溢れる愛。感無量のまひろ。
興福寺の定澄
同年7月、興福寺の定澄が道長を訪ねに来る。
事件の予感…
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