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大河ドラマ「どうする家康」第48話
NHKオンデマンドで大河ドラマ「どうする家康」を観た。
大坂夏の陣
(正直、最終回に大坂夏の陣がやって来るとは思わなかったのだが)いよいよ豊臣最後の日が訪れる。
千姫は茶々と秀頼の助命を家康に願い出るが却下される。
炎上する大阪城では秀頼が最後の自害の瞬間、母 茶々と手を取り合い、自分の首をもって母には生きていて欲しいと願うシーンは本当に痛ましいの一言だった。
神となった家康
平和な世が訪れ、南光坊天海主導で家康の偉業を讃える書の編纂が始まる。
吾妻鏡の写本が出てきた時は思わずクスリとなったが、歴史は勝者の歴史、かくして家康は神の君となった。
家康の最期
家康の死が迫ってきた頃、瀬名と信康が現れる。
平和な世が訪れたことを喜ぶ2人。
又、あるシーンでは信康と信長の娘 五徳との祝言のシーンが現れる。
信長から贈られた鯉を巡っての一騒動だったのだが、かつての徳川家臣団に囲まれ最後はめでたしめでたしというほのぼのとしたシーン。
そして酒井忠次を始め、信康や五徳、徳川家臣団みんなでえびすくいを踊り出す、恐らく家康の人生の中で一番幸せであっただろうシーンでドラマは締めくくられた。
家康の人生は一言では言い尽くせぬほどの大変な道のりであったことは間違いない。
可哀そうな人、とも言えるのかもしれない。
しかし、家康の最期の回想シーンはきっと最も幸せだった頃であろう。
残念ながらその幸せは長く続かなかった。
しかし、そこには神の君ではない1人の人間、家康がいるのであった。