おいハンサム‼︎とオムライス
管理栄養士の友人と映画へ出かけた。
私が働き出す前に会おうと約束していた。
平日の新宿ピカデリーは空いていて、のんびりとしていた。
ドラマ「おいハンサム!!」の劇場版を鑑賞。
友人とは以前「おっさんずラブ」の劇場版を鑑賞している。
偶然だけれど、吉田鋼太郎つながりの本作鑑賞というのが、私たちらしい。
食いしん坊で食べることが大好きな私と友人にぴったりの作品。
「おいハンサム‼︎」は吉田鋼太郎演じる伊藤源太郎と、その妻と娘3人のご飯や仕事や恋愛や社会のソワソワ、もやもや、イライラ、にっこりな出来事を描いたコメディドラマ。
私は地上波では見逃して配信サービスで一気見した。
最初はそんなにハマらなかったが、じわじわと伊藤家とその周辺の人たちのゆるい人柄、何気ないごはん、お父さんの哲学・美学に魅了されていった。
すっごく笑えるとか、すっごく泣けるとか、すっごくジーンとくる、スカッとする、ではない。
なんかクスッと笑ってしまう。いつもの展開に安心する。日常の生活と食事の風景に癒される。つまらない、気持ち悪い、悲しい出来事の間に、挟まれた日常の幸せがとても心地よい。
そして、
吉田鋼太郎演じる伊藤源太郎がドラマの終盤に発する格言。
娘たちに向けられたその格言に、「ああ、また始まった」とニヤニヤしながら「そうだよなあ」と安堵する。
押し付けがましくないのがいい。
人生色々あるけれど、とりあえず明日をまたやっていこうと思える。
劇場版、とても満足。良かった。
ドラマの良さ、つまりは、
伊藤家とその仲間たちの魅力が詰まっていた。
大きな事件ではなくて、小さな一悶着の数々。
そして、美味しそうなご飯と家族団欒の風景。
劇場でくすくす笑って癒されて元気をもらった。
ありがとう伊藤家のみんなと仲間たち!
鑑賞後にランチへ。
劇中で登場したオムライスやハンバーグを見たら、二人ともすっかり洋食のおなかになっていた。「グリル満天星」へ。
劇中のオムライスは卵トロトロ系ではなく、薄焼き卵のしっかり形昭和オムライス。個人的には昭和系オムライスの方が好きだけれど、これはこれでとても美味しかった。
何よりも、自分では作らない料理(家でデミグラスソースのオムライスしかもエビ入りは作らない。そして揚げ物はほぼしない)は特別感がある。
オムライスの上の、ぷりりとした海老がまた美味しい。
「グリル満天星」の安定の美味しさを堪能した。今度行く時はエビフライが食べたいな。
ランチの後は東急ハンズをぷらぷらして、水筒や文房具を買ったり、キッチン道具を見たりした。そしてコーヒーを飲んでおしゃべりして解散。
友人から「お仕事頑張れよ!」のお菓子をもらう。ミレーのビスケットやショートブレッドなど。私の好みのお菓子セレクトにじんわり感謝。
そして、そのほかにもお菓子はたくさん家に常備しているのに、かるかん饅頭やピーナッツもなかを高島屋で購入し帰宅。
帰ってきて、「おいハンサム‼︎」の登場人物に会いたくなり、ドラマを流しながら家事をして夕飯を食べた。仕事の差し入れ(おやつ)のセンスとか、焼き鳥は串から外さずに食べた方が美味しいとか、目玉焼きやトーストの好みの焼き加減や厚さとか。そういう日常の何気ないエピソードが好きだ。とっても共感する。
そういうnoteを私も書いていきたい。
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昨日のドトールモーニング。
洗浄が追いついていなかったのか、珍しくお皿がミルクレープのお皿だった。
というか、ケーキ皿かな?
これはこれで、なんだか洒落てて嬉しい。特別感がある。
いつも見かけるマダムにも会えた。しかもマダムは男性といっしょで、初めて見る連れの方に、つい釘付けに。二人で仲良くトーストを食べていた(ノージャムスタイル)。旦那さんか恋人か職場の人か友人か。素足に革靴(浅いソックスかもしれないが)、暑いのに洒落たジャケットスタイルの渋い男性。気になる!
マダムの足元もバックストラップのサンダルになった。
季節が巡っている。
私も最近は、大きめのTシャツにバイカーショーツスタイル。
暑い日はこれが楽ちん。
ちゃあんと、季節が巡っている。
ほうれい線は深くなるし、虫刺されの治りは遅い。
しみは出てくるし、筋トレしてもしても二の腕はたぷたぷ。
最近の曲には疎いし、バラエティ番組はなんだか疲れる。
年齢を感じて自分で笑ってしまうことも増えた。
それは、季節が巡っていて、年を重ねていて、生きている、ってことなんだろう。
そう思うと、別に嫌なことでもない。
別に嬉しいことでもないけれど。
私はちゃあんと、生きている。
来週から仕事が始まる。
遅刻しないように、お弁当を忘れないように、がんばろうと思う。
今日の夕飯はタコライス!ノンアルビールも飲もう。
それではまた。