放置子だった過去
私はうつ病持ち・短期離職者です。
最近になって、私は放置子だと知りました。
放置子の特徴にあてはまり、私は放置子だったのだと思いました。
1.どんな両親だったのか
私の両親は
父は統合失調症で、警察沙汰になることがしばしばありました。
母は専業主婦でしたが、家事育児をせず、常に布団で寝ていました。
両親が私に対して無関心なため、遊んでくれませんでした。家の中も、両親とも不仲なため居心地が悪く外に逃げていました。
家の中にいる場合でも、遊ぶ道具がなく、テレビを見ることしかありませんでした。
母は常に寝ている、父は仕事から帰ってからはビールにテレビでした。
2.放置子だった過去
私は子供のときネグレクトにもあい、放置子でもありました。
私が保育園〜小学校低学年のときは、
友人の家に直接行き遊べるか聞いてまわっていました。
〈非常識な行動〉
①おやつをねだる
遊べる家があると、おやつを期待して、親御さんにおやつがないのか聞いていました。
②夜まで居座る
夜の7時に居ることもありました。
友人の親御さんからは嫌われていたと思います。
③元旦に遊びに行く
元旦に遊びに行ったことがあります。
普通の家庭は正月は家族だけで過ごすことが多いと思います。
保育園の時、元旦に遊びに行き、追い返されました。その家の人から親はどうしているの?と聞かれて「寝ている」と答えていたと思います。
もちろん私の非常識な行動は私の親に迷惑だと連絡が行きました。
④夏休みに毎日遊べるか聞きに行く
夏休みに、毎日遊べるか聞きに行った家がありました。毎日ききにいくため、その家からはもう来ないでと言われました。
⑤人の家の敷地に入る。勝手にペットを触る
人の家のお庭に勝手に入っていました。
そして、外飼いされている犬を勝手に撫でていました。
勝ってに人の家の敷地に入ることは許されない恥ずべき行為だと思います。
⑥道路族・空き地でたむろする
遊べる家がない時は道路でお絵描きをしたり、空き地で遊んでいたりしました。
空き地の所有者から、私がいつも居るため、迷惑だと注意されました。
家にも外にもどこにも居場所がなく、とにかく居れるところを常に探していました。
3.大人になって…
物事の判別がやっとわかる大人になってから、
あの時が迷惑をかけた方たちに大変申し訳ないことをしたと思いました。すごく後悔反省をしました。
子どもだからわからなかったとはいえ、元旦や夏休みに毎日遊びに行こうとするのは非常識だと思います。
恥ずかしい思い出でもあり、親御さん方に迷惑をかけたと反省をしています。
大人になったとき
正月くらいに、私の親から正月に遊びに行ったときの話を茶化されて言われました。
「あなた正月に遊びに行ったのよ〜本当非常識な子だったよね」と笑われて言われました。
私自身、非常識だったと反省しています。
しかし、親が私に対して無関心だったため、常識を何も教えてくれなかったことも私に影響していると言いたくなります。
大人になって反省をしても、過去は消えません。
放置子だった過去に、大人になってからも苦しんでいます。
どうしたらよかったんだろうと後悔することが多いです…
4.現在放置子にお困りの方へ
現在放置子に迷惑をかけられている方がいると思います…
私がそうだったのですが、放置子に関わってしまうと、どこまでも愛情を求めてきます。
親から愛されないため、親以外の他者に愛情を求めてしまいます。距離感がおかしいですよね…昔そうだったのでわかります。
放置子だった私が言えるのは、
放置子に対しては、きっぱりと遊べないと否定する意思を示すのが効果があります。
放置子には個人で向き合わず、行政に頼るのが良いと思います。
放置子へのケアや支援につながることができるため個人で対応しないのが一番良いと私は思います。