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そっとこの手をかざそう

大好きな詩があります。
それは脚本家 北川悦吏子さんが書いたもの。

ときどき、その詩を思い出すんです。

生きていれば色んなことがある日常

そんな時にふっと思い出すような詩があることはわたしにとって幸せかもしれません。

ここに紹介しますね。  

「僕は。」

僕は、遅いかもしれない。
でも、走ろうと思う。

僕は、悲しいかもしれない。
でも、隠そうと思う。

僕は、負けるかもしれない。
でも、戦おうと思う。

僕は、弱虫かもしれない。
でも、強くなろうと思う。

人生は過酷かもしれない。
でも、夢見ようと思う。

翼は折れたかもしれない。
でも、明日へ飛ぼうと思う。

僕は、きみの望むような僕じゃないかもしれない。

でも、きみの、きみの心の火が消えそうな時は、
そっとこの手をかざそう。

いつまでもかざそう。

NHK連続テレビドラマ小説 「半分青い」より
北川悦吏子「僕は。」


この詩は、北川さんが書いた朝ドラの「半分青い」で涼次(間宮祥太朗さん)が紙に書き留めていたものです。

知ってる方もいらっしゃると思います。

2018年7月の放送でしたので、
かれこれ丸6年間わたしの心に刻まれています。

一時は潰されてしまったこともあったけど、この詩で救われた時がいくつもありました。

そして今、そんな自分にとって一つの詩という存在ではないような気持ちを抱いています。


わたしには応援している人がいる。
(いつかのnoteで書きました)

その人たちから心の火が消えそうな場面では心配したり一緒に不安になることもあるでしょう。

人に優しくなれること
時には勇気だって必要かもしれない

それでもこの詩のとおり、
わたしはそっと手をかざせる人になりたいなぁと思っているんです。

しかし、現実はなかなか難しく、
そうは思い描いたように上手くいかないんですけどね。

こうしてnoteに書くことで心に留め、誰かのために頑張ろうって思えることが大切なのかもしれません。

今回のnoteは、時にわたしにそっと手をかざしてくれる大好きな詩を紹介いたしました。

お読みくださりありがとうございました♪♪


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