イーハトーブが気づかせてくれた大切なもの
先日、岩手県花巻市に行ってきました。
ソメイヨシノが咲き誇っていて、ちょうど見ごろのタイミング
車窓から眺める景色はのどかな県道沿いを薄い桜色のペンシルで塗り進めていく。
風景画を描いているような感覚かなぁ
(上手に描けないけど、、、)
あまりの美しさに魅了されちゃって、出張だったことをすっかり忘れてしまう😅
桜のほかに、ミツマタや木蓮、芝桜にチューリップ、水仙 and more
らんまんでした🌸
花の造形はみんなみんな違っていて、
草花というものは、どうしたらあんな私たち見る人の目をハート❤️にするような配色に咲いて生まれるんだろう。
自然の神様っているんだな
いったい1年前までの自分だったら、どう思ったかな。。。
「あっ。花、綺麗だな」
で、きっと終わってたと思うな。😅
同じ景色を見ても感じ方がまるで変わる。
去年の今ごろは体調とメンタルを崩していて完全におかしくなっていたからなぁ。
でも、あのまま仕事に追われていたら何でもかんでも白か黒の2択で判断しちゃうような、そんな狭っ苦しいモノクロな心が自分を支配し続けていたと思う。
その状況を変えてくれたのが紫陽花だった。
あの時の紫陽花との出会いが彩りに欠けていた私の内面をほんのり明るく照らしてくれた。
それからは草花や天気、自然を感じることが楽しくて、そのために過ごしてきたようなものだし。
あの時、休んだことで大切なことや素敵なことを素直に受けいれ、より深いところまで感じることができるようになった。
花巻で見た素晴らしい景色
それはまさにイーハトーブ
宮沢賢治が実際に見ていた世界に見惚れながら、改めてそう感じるのでした。
復帰して半年。
今の部署のやり方にも慣れてきて居場所を見つけられつつある。
このまま引き続きマウント上司は視界には入れずにもう少し頑張れば連休がやってくる。
余裕も出てきた気がするもの。
タイトル写真は新花巻駅を降りて出迎えてくれるモクレンです。
根元が赤紫、外側に向けて白になるまでの色の変化がたまらなくお見事です。