教育に大切なこと、 優しさと気づき
若々しい新入社員の人たちを街で見かけることが多い時期ですよね。
社会人として第一歩を踏み出し、緊張気味なその表情はとても凛々しくて素敵です。
仕事場では教える先輩がいて、しばらくは一緒に行動しながら教わっていくことでしょう。
これまでその様な光景を幾度となく見てきました。
でも、気になることもちらほらと
それは教える側に対してのことです。
新入社員に威圧的、指示だけして放置状態、学生気分への嫌味、大声で怒鳴る、酷い時はチーム数人で攻める等々
何人か会社を去っていきました。
志をもって入社試験に臨んで、希望を胸に抱いて会社に入ったのに、どうしてそのような仕打ちを受けなくちゃならないの?
その先輩たちもおそらくそういう教育を受けていたのかもしれません。
「それで辞めるなら結構」と考えているのでしょう。
私はというと、新入社員の頃は女性上司でした。
その方はベテランです。
なのに、一つも偉ぶることがない。
ユーモアがあって、優しくて、チャキチャキしていて面倒見が良かったんです。
「社会人として」というより「人として」の在り方を学びました。
将来的な不安がよぎってしまい悩んだ末に私は数年後に転職してしまいましたが、今でもその上司は思い出します。
あっ、恋ではなくてよ😅
一緒に部下をしていた同僚が今の妻なので😆
私は社会人としての出発がとても恵まれていたと思います。
今の会社で私も教える側になったことがあるけれど、当時の頃を思い出しながら若い人達に接するようにしていました。
そして今は彼等とは部門も土地も違いますが、皆んな置かれた場所でしっかり頑張っています。
時には彼等が頑張ってる姿に励まされたりもする。
休職してた時には連絡をくれたり、食事に誘ってくれたりと、いつも感謝でいっぱい。
心痛むことは、彼等は異動した先で上司や先輩社員から「教育」として、イジメのような扱いを受けていたそうです。
そのうちの一人は今でも続いてるそう、、、
「ランチは食べれた?」
「夜は寝れてる?」
つい親のような気持ちになり心配してしまいます。
教えて、育てる
教わって、育つ
読んで字の如くではあるけれど、教育に本当に大切なことは優しさ、気づきだと思っています。
優しさは、年齢や性別、キャリアを超えて相手を理解できる心
気づきは、様々な困難を乗り越えてくための思考の引き出し
偉そうに書いてるけど、、、
私こそ、まだまだ足りない点がたくさんあるし、恥ずかしい経験も山ほどやらかしてるので大層なこと言えないや😅
ただ、イジメのような教育は教育とはいえないよ。
長い社会人生活を豊かにしていけますように
優しい上司や先輩に同僚、そして気づきをたくさん得られる職場や仕事に巡り会えることを願っています😊
タイトル写真は夜桜です。
赤信号に照らされた桜がとても綺麗でなんとも幻想的に撮れました。
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