「環境破壊」
晴れた日の午後、車を運転していると渋滞に引っかかった。前方からクラクションがいくつも鳴っている。どうやらただの渋滞ではなさそうだ。窓から顔を出すと、環境保護団体を名乗っている連中が座り込みをしていた。
話を聞いた感じ、車から出るガスが環境に悪いから、運転を止めろとの事らしい。言い分は分かるがこっちにも生活がある。
数十分にも登る渋滞にうんざりしていると、前方から発砲音が鳴った。同時に悲鳴も上がった。前を見ると足止めしていたやつが倒れていた。おそらく誰かがあいつらの一人の頭を打たれたのだ。
奴らは恐れ慄いて、すぐに退散した。やりすぎたと思うが、スッキリした。