「意識の外と不快感」

 目が覚めた。股間の部分に湿り気を感じた。

 ああ、最悪だ。またやったんだ。

 分かっている。分かっているけどどうしてもしてしまう。自分で自分をコントロール出来ない。

 私は救援を要請した。すると近くにいた血縁者が起き上がった。

 眠そうなまなこを擦りながら、私の世話を始めた。

 先ほどの気分とは一転,この世のものとは思えない程の心地よさを感じた。

 血縁者に見守られながら,再び眠った。

 数時間後,また不快感で目が覚めた。

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