映画を観た「こんにちは、母さん」
良くも悪くも「山田洋次監督作品」だ。
大泉洋さん、吉永小百合さん、寺尾聰さん、永野芽郁さんを起用されても、だ。
大泉洋さんに聞いてみたい。
「この作品の出演をどう思われましたか?」
または、
「ご自身が主役(え?吉永さんが主役なの?)をされているこの作品についてどう思われますか?」
洋さんのお母さんである吉永さんが住まわれているお家が、寅さんが帰ってくる柴又の団子屋さんそのもの。イマドキ設定の永野芽郁さんとの空気感のアンバランスさがなんとも落ち着かない。
そして、クドカンさんのキャラがこの映画をコメディ作品にしたいのか、どうしたいのをわからなくさせている。路上生活者役の田中泯さんとの空気感がこれまたチグハグなのだ。
そりゃ、世の中にはいろんな人がいて、もちろん空気感なんてバラバラに決まっているのだけれど。限られた2時間程度でここまでかけ離れた、四方八方に散在するキャラを一緒くたに見せられても困惑しかない。
ほぼラストのほう。
吉永さんがお酒の瓶を前に、ヤケ酒をあおるのだけど。吉永さんにはムリがあるよー😣
私は関西人なのでわからないのだけど、今も東京のオバさま方は「〜なのかい?」「〜しておくれ」などという、赤ずきんちゃんのおばあちゃんに化けたオオカミみたいな話し方をされるのかな?
とにかく吉永さんの、語尾がこれらのセリフが時代錯誤すぎて複雑な気持ちになった。
洋さんは「威張ってるねぇー」ってセリフで返してたけど🙄
「時代錯誤」
そう、あちこちにこれが見られた。
んー。映画じゃないとダメ?
NHKとかの2時間ドラマならよかったかも。
出演者、豪華だしね。
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