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侑さんから聞いた恐怖な話

侑さんが朝の9時頃最寄り駅と自宅間の道を歩いていた時のこと。
後ろのほうでいきなり「この穢れたオンナが!」というなんとも恐ろしい暴言が聞こえたらしい。
かなりの大声で、侑さんが驚いて振り向いた時は顔を脇道に向けてまだ何か声を上げていたらしいから侑さんが言われたわけではないと思われるのだが(言われる筋合いもないが)、なんとも状況を把握し難い言葉にかなり動揺したようだ。そりゃそうだ、かわいそうに。
そして自分が言われたわけではないのに恐ろしい気持ちになり、4、5日経ってからやっと私に話せたという。まったく。

40代ぐらいの男性で、半笑いで大声を出していたらしい。独りならちょっとヤバい感じなのかと思えるのだが、なんとその男性の隣には同年代の女性もいたのだという。二人して半笑いだったみたいだ。顔がはっきり見えるほど距離が近かったわけではないので、醸し出す雰囲気が笑っている感じだったということなのだろうが、いいオトナが、ま、こう言っちゃなんだけど、静かな住宅街と言われる町で、朝っぱらから常識を疑ってしまうような言動をするってどうなのよ、と思うわけだ。むやみに大声出しちゃいけません、なんていう条例があってもおかしくないような、そんな静かな町なのだ。

侑さんは外見はほんのちょっと奇抜だけど内面は穏やかで、のんびり育った牧場の牛さんや羊さんのようなヒトなのだ。いや、群れないのでそれはちょっと違うか。ま、でもそんな牛さんや羊さんタイプのおとなしい若者をビビらしたらイカンだろ!ホントに私はイカっているのだ。

こんなセリフを吐いちゃう状況って何が原因なのか、想像つきます???

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