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SNSだけではダメ?旅行好きのための情報収集法【大人の学び直し】

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僕は、上記の記事や本で「大学生は旅に出ろ」と書いた。旅行といっても方法は様々で、誰と行くのか、何を使っていくのか、国内か海外かなど、決めることはたくさんある。

この記事では、主にあまり予定を立てず、一人旅をのんびり楽しみたい人向けの情報収集法を書いた。



継続的な情報収集のメリット

普段から継続的に情報収集を行うことには多くのメリットがある。まず、旅行先の歴史や文化についての理解が深まることで、観光地を訪れた際に感じる感動や興味が大きく増す。旅行先の歴史的背景や文化的特徴を知っていると、単なる観光がより意味のある体験となる。

例えば、京都を訪れる際、事前に日本の歴史や京都の歴史について学んでおくと、寺院や神社の訪問が単なる観光以上のものとなる。どのような歴史的背景があるのか、なぜその場所が重要なのかを理解することで、訪れた場所への敬意や感動が増すのだ。

さらに、継続的な情報収集は、旅行先での計画を立てる際にも役立つ。どの季節に訪れるのがベストか、現地でのイベントやフェスティバルの情報など、事前に知っておくことで、より充実した旅行計画を立てることができる

旅行の楽しみを深めるための基礎知識

観光地での体験を豊かにするためには、その場所の背景知識が非常に重要である。例えば、フランスのパリを訪れる際、フランス革命やナポレオン時代の歴史についての知識があれば、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿の訪問がより意味のあるものとなる。

背景知識を持っていることで、単なる観光が深い学びの機会となる。旅行先で目にする建物や芸術作品、風景についての理解が深まることで、旅の楽しみが倍増するのだ。例えば、イタリアのローマを訪れる際、ローマ帝国の歴史や建築についての知識を持っていると、コロッセオやバチカン市国の見学が一層感動的なものとなる。

さらに、背景知識を持っていることで、現地のガイドやツアーの説明がより理解しやすくなる。ガイドが説明する歴史や文化についての情報をスムーズに理解できるため、ツアーがより充実したものとなる。


SNS以外の情報収集法

教科書や参考書の活用

教科書や参考書は、旅行のための情報収集において非常に有用なツールである。これらの資料には、歴史や地理に関する基本的な情報が網羅されており、訪問先の理解を深めるための基礎を築くことができる。特に、高校時代に使用した教科書や参考書は、学生時代に学んだ内容を思い出し、さらに深く理解するための良い復習材料となる。

高校時代の教科書には、次のような利点がある。

  • 体系的な知識:教科書は体系的に情報が整理されているため、基礎から応用までを一貫して学ぶことができる。

  • 信頼性:教科書の内容は信頼性が高く、正確な情報が提供されている。

  • 手軽さ:すでに持っている教科書を再利用することで、コストをかけずに情報収集ができる。


おすすめの教科書・参考書

国内旅行したい人向け

高校の日本史教科書を,一般読者のために書き改めた通史。1冊で日本の歴史を簡潔に叙述し,その全体像を示す。コラムのほか,学界の動向がわかるポイントを新しく設け,日本史の理解に役立たせる。最近の日本史がわかる社会人のための教科書。新コラム43 点追加。

https://www.yamakawa.co.jp/product/59090


年号を使わずに、「人」を数珠つなぎにして1つのストーリーで読み解く日本史に
あなたも必ずハマる!
学生時代、人名や年号、出来事をひたすら暗記するばかりで
日本史が苦手になってしまった人も、小説を読むように一気に読める!
大学受験、学び直しにも。高校生から、主婦、社会人まで必読の1冊。

https://www.sbcr.jp/product/4815601454/


地形や地名などをひたすら暗記する学問だと思われがちな地理。
でも、地理の本当のおもしろさは、地形や気候などのメカニズムを学ぶことで
世界の文化や経済活動、災害など、世界のしくみがより理解できるようになる点にあります。
本書では、ムンディ式「ひとめで地理がわかる図解」を交えて解説することで、
学生時代に地理が苦手だった人でも、一度読むだけで地理が驚くほどわかるようになります!
大学受験、学び直しにも。高校生から、社会人まで必読の1冊!

https://www.sbcr.jp/product/4815616328/


旅行ガイドブック「るるぶ」が楽しい学習地図帳に!豊富な写真やイラストを盛り込み眺めているだけで楽しい仕上がりとなっています。

https://books.jtbpublishing.co.jp/book/60001-201811701640-000/


海外旅行したい人向け

高校の世界史教科書を一般読者のために書き改めた通史。1冊で世界の歴史を明瞭・簡潔に叙述し,その全体像を示す。多数のコラムを設け,現代世界の理解に役立つテーマを解説する。日々変化する世界をとらえ,ニュースの背景がわかる社会人のための教科書。
コラムは新たなテーマ「ひと」「新常識」を加えて合計98 点。

https://www.yamakawa.co.jp/product/64090


今、一番売れている世界史本!
推理小説を読むように一気に読める!
“新感覚”の教科書にあなたも必ずハマる!
現役公立高校教師としては初めて、Youtubeに世界史の授業動画を公開し、
たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から「神授業!」として話題沸騰の
現役・公立高校教師が書いた”新感覚”の世界史の教科書!
大学受験、学び直しにも。高校生から、主婦、社会人まで必読の1冊!

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世界の国の代表的な見どころ、特産品、グルメを写真やかわいらしいイラストで紹介。
まるでガイドブックを読んでいるかのように、旅行気分で楽しく知識を身につけることができます。
「ここに行ってみたい」「触れてみたい」というお子様の好奇心をかきたてます。
三男一女を全員東大理Ⅲに合格させた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんも推薦!
小学生の地理学習に最適。もちろん中学校受験にも役立ちます!

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勉強方法

教科書や参考書を効果的に活用するための勉強の手順を紹介する。ポイントは、学生時代と違って暗記する必要はなく、自分の興味を中心に学び、旅行をより楽しむための知識を身につけることだ。


1. 読みたいところから読む

教科書や参考書を読む際には、まず自分が興味を持っている部分から読み始める。時間をかけすぎると面倒に感じてしまうため、興味のないページはざっと目を通す程度で構わない。真面目な人はノートを取りながら読んでしまいだが、重要なページは、ページの端を折るくらいがちょうどいい。

  • 興味のある部分を重点的に読む

  • 興味のない部分はざっと目を通す

  • 詳しく知りたい部分はネットを活用


2. 日本全体、世界全体を学んで気になる地域を見つける

まずは、日本全体や世界全体の地理や歴史を学び、気になる地域を見つけたらその地域について深く勉強していく。この方法により、広範な知識を持ちながらも特定の興味を深掘りすることができる。

  • 広範な知識の獲得:例えば、『新訂版 地理B』や『詳説日本史B』を使って、日本全体や世界全体の基本的な地理や歴史を学ぶ。

  • 気になる地域を見つける:例えば、アフリカの文化に興味が湧いたら、アフリカの歴史や文化についての章を詳しく読む。

  • 特定の地域を深く勉強する:興味を持った地域について、さらに詳細な情報を調べる。例えば、アフリカのサハラ砂漠についてのドキュメンタリーを視聴したり、関連書籍を読む。


3. 旅行したくなったら旅行雑誌やインターネットで調べる

実際に旅行したくなったら、旅行雑誌やインターネットで具体的な情報を集める。旅行の計画を立てるためには、最新の観光スポットやグルメ情報が重要だ。

  • 旅行雑誌の活用:例えば、『地球の歩き方』シリーズや『るるぶ』を使って、最新の観光情報を収集する。

  • インターネットの活用:旅行ブログやSNS、旅行系のウェブサイトやアプリ(TripAdvisor、Expedia、Booking.comなど)を使って、リアルタイムの情報を集める。

  • 計画を立てる:収集した情報をもとに、訪れたい場所や食べたいもの、泊まりたい宿泊施設をリストアップして計画を立てる。


まとめ

普段からの情報収集は、旅行をより豊かにするための重要な要素である。歴史や地理の教科書、参考書、有名な旅行記を活用して、基礎的な教養を深めることで、旅行先での体験が一層充実したものとなる。継続的な情報収集を通じて、旅行の楽しみを深め、観光地での体験を豊かにしよう。

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