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【大学生一人旅】さまざまな旅の手段。歩き旅、自転車旅、青春18きっぷ旅

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大学生が一人旅をしようと思ったら、まず思い浮かぶ手段は電車やバスであろう。免許証を持っていれば、レンタカーや原付も選択肢に入る。

しかし、旅の方法はそれだけではない。歩き、自転車、ヒッチハイクなど、さまざまな方法で旅を楽しむことができる。この記事では、そんな多様な一人旅の手段について紹介する。自分に合った旅のスタイルを見つけるためのヒントにしてほしい。



歩き旅

大学生にとって、一人旅の魅力は多くの経験を積むことにある。お金は少なくても、長期休暇中の時間はたっぷりあるのが大学生の強みだ。徒歩の旅は、しんどくて時間もかかるが、時間も体力もある大学生のうちにこそ経験してほしい。特におすすめなのが、東海道を徒歩で旅する方法だ。

東海道五十三次を歩く

東海道五十三次は、東京の日本橋から京都の三条大橋までの約500kmを徒歩で旅するルートである。歩いている間に、江戸時代の人々がどのようにして旅をしていたのか、その歴史や文化を身近に感じることができる。実際に22日間かけて東海道を歩いた中村洋太氏のブログによると、一日平均27kmを歩き、計592kmを踏破することができたという【参考: Nakamura Yotaのブログ】。

他の歩き旅のアイデア

東海道は初心者には少々きついかもしれない。その場合、自宅から決めた方角にひたすら歩いていくというシンプルな方法もある。また、「〇〇一周」といったテーマを決めて、その場所を一周する旅も面白い。例えば、地元の市内を一周する、市境を歩くなど、身近な場所から始めるのも良い経験となる。徒歩の旅は、大学生の貴重な時間と体力を最大限に活かす絶好のチャンスだ。ぜひ、この機会にチャレンジしてみてほしい。


自転車旅

徒歩よりも移動速度が速く、距離も稼げる自転車旅は、大学生にとって魅力的な選択肢である。時間と体力がある今のうちに、ぜひ挑戦してほしい。自転車旅は、体力的には徒歩より楽だが、それでも十分な運動量があり、達成感も大きい。特におすすめなのが琵琶湖一周、通称「ビワイチ」だ。

ビワイチを楽しむ

琵琶湖一周は、琵琶湖をぐるりと回るサイクリングコースで、その距離は約200kmにも及ぶ。ビワイチは国土交通省が定めるナショナルサイクルルートに認定されており、初心者でも安全に楽しめる環境が整っている。北湖だけを回る160kmのコースもあり、初めてのサイクリングに最適だ【参考: Biwaguruのサイト】。

自転車旅の魅力

自転車なら徒歩よりも広範囲を短時間で巡ることができ、観光名所や自然景観を楽しむことができる。また、長時間のサイクリングで体力が鍛えられ、風を感じながら進む爽快感が味わえる。自転車ならば移動の自由度が高く、予定を自由に調整できるため、旅の途中で気になった場所に立ち寄ることも可能だ。

他の自転車旅のアイデア

ビワイチ以外にも、自宅から目的地までひたすら自転車で進む旅や、地域の名所を巡る一周コースなど、自転車旅のスタイルはさまざま。たとえば、「〇〇一周」といったテーマを決めて、その地域を一周するのも良い経験となる。

自転車旅は、大学生の持つ豊富な時間と体力を活かす絶好の機会だ。この機会に、ぜひ挑戦してみてほしい。


ヒッチハイク

ヒッチハイクは、限られた予算で旅行を楽しむ学生にとって魅力的な手段である。通りすがりの車に乗せてもらい、目的地まで移動するこの方法は、冒険心と出会いの楽しさを満喫できる。

ヒッチハイクのやり方

ヒッチハイクの基本は、通りすがりの車を停めて乗せてもらうことだ。まずスケッチブックやボードに目的地を大きく書き、車に見せる。文字は太くて見やすいように書くと良い。また、目的地を細かく区切って段階的に進むことで、乗せてもらいやすくなる。

サービスエリアやパーキングエリアで停車している車のドライバーに直接声をかける方法もある。この方法は交渉術が求められるが、車を止める手間が省ける利点がある。

目的地の決め方

ヒッチハイクの目的地は、旅行者自身の興味や時間、体力に合わせて決めると良い。例えば、九州一周や北海道一周といった大きなスケールの旅も可能だが、初心者には東京から近場の鎌倉や富士山など、比較的短い距離から始めるのがおすすめだ。

ヒッチハイクの危険

ヒッチハイクには危険も伴う。見知らぬ人の車に乗るため、ドライバーがどのような人物か分からない点がリスクとなる。特に女性が一人で行う場合は、安全面でより注意が必要だ。できるだけ複数人で行動し、夜間や人通りの少ない場所でのヒッチハイクは避けるべきだ。また、乗る車を選ぶ際には、直感を信じて不安を感じた場合は乗らないようにすることも大切だ【参考: IMATABIのサイト】【参考: たまの医たまごのサイト】。

ヒッチハイクを通じて、さまざまな人々との出会いと交流を楽しむことができる。乗せてもらったドライバーとの会話や、旅の途中で出会う人々との交流は、一人旅の大きな魅力の一つである。感謝の気持ちを忘れず、安全に気をつけて楽しんでほしい。


鉄道旅

鉄道旅は、大学生にとって魅力的な一人旅の選択肢である。列車の中で過ごす時間は、ゆったりとした贅沢な時間でもあり、各地の風景や文化を楽しむことができる。特に「青春18きっぷ」を利用した旅は、学生にとって忘れられない経験となるだろう。

青春18きっぷ

「青春18きっぷ」は、JR全線の普通列車と快速列車が乗り放題になる特別なきっぷである。5日間有効で、1日あたりのコストが非常に安いことから、多くの学生に利用されている。このきっぷを使えば、日本全国をゆっくりと旅することができる。友人と一緒に使うこともでき、グループでの鉄道旅も楽しめる。

青春18きっぷの旅の楽しみ方

青春18きっぷを使った鉄道旅の魅力は、計画をほとんど立てずに気ままに旅をすることができる点にある。例えば、目的地を決めずにその日の気分で乗る列車を決めたり、途中下車して気になった場所を散策したりする自由さが魅力だ。時間がたっぷりある大学生ならではの贅沢な過ごし方と言える。

途中下車を繰り返しながら、日本各地の観光地や名所を訪れることができる。各駅で地元の特産品や名物を楽しんだり、知られざる小さな街の魅力を発見することも可能だ。青春18きっぷの旅は、思いがけない出会いや発見があり、計画を立てずに自由に動けるからこそ得られる特別な体験となる。

具体的な旅の例

例えば、東京から出発し、東海道本線を使って西へ向かう。途中で静岡や名古屋に立ち寄り、さらには関西地方まで足を伸ばすこともできる。また、東北地方に向かい、仙台や青森までのんびりと列車の旅を楽しむのも一つの方法だ。青春18きっぷを使えば、どのルートも自由自在で、自分だけのオリジナル旅を満喫することができる。


他のお得なきっぷ

青春18きっぷ以外にも、学生にとってお得な鉄道旅の選択肢がいくつかある。例えば、「四国フリーきっぷ」は、JR四国の全線が3日間乗り放題となるきっぷで、四国を一周するのに最適である。さらに、「北海道&東日本パス」は、JR北海道とJR東日本の全線が7日間乗り放題となるきっぷで、広大な北海道と東日本を満喫できる。

鉄道旅は、大学生の限られた予算でも楽しむことができる贅沢な旅行スタイルだ。この機会に、ぜひ鉄道で日本を巡る旅に出かけてほしい。


まとめ

大学生の一人旅には、今しかできない特別な体験が詰まっている。時間と体力があるこの時期に、歩き、自転車、ヒッチハイク、鉄道など、さまざまな旅の方法を試してみると良い。それぞれの旅には独自の魅力があり、新しい発見や出会いが待っている。計画を立てずに自由に動き回り、自分だけの冒険を楽しむことで、これからの人生において忘れられない思い出となるだろう。一人旅を思いっきり楽しもう。


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