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【二十四節氣・秋分】

~二十四節氣・秋 <仲秋>~
【「秋分」(しゅうぶん) 太陽視黄経 180度】
9月22日~10月7日の頃

 昼と夜の長さが等しくなり、
太陽は、真東から昇り、真西に沈みます。
春分と同様、農耕民族の日本人にとって大切な日。

 秋も盛りにむけ豊作を祝い、
感謝を捧げる祭りが行われる頃。

 「暦便覧」より
陰陽の中分となれば也

 

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秋彼岸~秋分の日を中日とし、前後三日間の七日間。
先祖におもいを馳せるよき期間。

お墓参りにでかけます。

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~七十二候~
第四十六候<秋分・初候>
【雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)】
新暦9月22日~27日頃

 第四十七候<秋分・次候>
【蟄虫培戸(むしかくれてとをおさむ)】
新暦9月28日~10月2日頃

 第四十八候<秋分・末候>
【水始涸(みずはじめてかる)】
新暦10月3日~7日頃

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春分・秋分。

昼と夜

光と闇

 「陰陽」の調和がとれる日。

 調和の「調」の字は、
「調える」(ととのえる)
とも読みます。

 秋も盛りへと季節が移る中
私達は、
秋の豊かな滋味溢れる実りで、
「身体」を調え

 そして
皆で秋の実りを味わい
喜びを分かち合うことで、「心」を調え
この喜びの時を迎えることが出来たことを
ご先祖様、大いなる存在に感謝の念を捧げることで
「精神・自身の源」を調える

 ずっと昔から、繰り返してきた
ことなのだと思います。

 そして、先人達は、この時期
「あの世」と「この世」が融合する時
と感じていたことでしょう。

 

この時期は、

「調える」(ととのえる)ということを

大切に過ごしてみてはいかがでしょう。

 

心身共に、
「調える」ことを大切にする。
そうすることで

「あの世」と「この世」

「死」と「再生」

このようなことに、
想いを馳せる機会をいただくことが
あるかもしれません。

 秋という季節は、

そんな一面がある。

私が、心にとめていることです。

 

深く豊かな秋の日々を
お過ごしくださいませ。

 


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