守護の目覚め① ~守護の熱 第十話
その後も、受験生だからと言って、特別なことは何もなく、普通に、週の半分はアルバイトをして、受験勉強は、問題集をやっていた。なんとなく、水曜日の夜は、週毎の星の軌跡の変化を追って、定点観測することに決めていた。星見が丘に足を運んだ。
そんなのは、今、思えば、「ただの口実」になってたのかもしれない。その時の俺には、それが、普通の生活のパターンとして、何の疑問ともせず、そうしていた気がするが。
ある日の下校時、クラスの奴等が数人、追いかけるように、後ろから来た。坂城と、その親しいグループの奴等だ。
「商業組、家を継ぐ奴とか、もう就職決まったのがいるらしいな」
「いいなあ。もう、普通に学校に来てれば、いいんだな、卒業まで」
「縁故も結構、まだ、多いらしいから、あまり難しい試験もないって」
「その代わり、進路指導から、問題は起こさないように、って、釘刺されてるな」
「んで、そのC組の奴がさ・・・」
「・・・じゃあ、誕生日が来たら、ってこと?」
「えー、誰?いつだ?」
「俺は、再来月」
「小津、お前、関係ないじゃん」
なんか、始まった。声が小さくなり、目配せが始まる。感じ、面倒な気がしたので、俺は足を速めた。
「雅弥、雅弥、待って、・・・今の、聞いてた?」
坂城が追って来た。その後、他の奴らも追いかけてくる。
「聞いてない」
「今度、就職決まった奴がさ・・・」
「ああ、いいんだよ、坂城・・・辻はさ、行かなくてもいいから」
「そうそう、実紅ちゃんがいるから」
「ああ、そうなんだなあ・・・土曜日、また、会ってるんだろ?本屋とか、レコード屋とか行って、どっちかの家に行くんだな」
土曜日はアルバイトだ。
「辻はさ、東都大に行くんだろ?荒木田が言ってたんだけど、実紅ちゃんも、東都の女子大、目指してるって」
「もう、大学だったら、何でもありだよな」
「東都で、アパートで、一人暮らし・・・か?」
俺は、叔父さんの所に住むし。
「さっきの話だけどさ、山の上のあそこだよな、あいつ、言ってたの」
「なんだっけ?ああ、あんまり、名前言っちゃダメなんだよな、あそこ」
「え、宿だから、普通の、『春海楼』って、言えば」
「表向き、手前の建物はね」
「声がでかいって」
「坂城、お前だよ、それ」
・・・あそこの話だ。
「なんかさ、人によっては、齢がちょっと、アレの人もいるって」
「あれって?」
「なかなか、年季が明けないとかで、」
「どういうこと?」
「金だよ、借金」
「うちの爺ちゃんが言ってた話でさ、借金返済の為にとかって言ってたかも・・・」
「うわあ、どうしよう、母ちゃんみたいなのだったら」
「そんな筈ないだろう?」
「ランクとか、コースとかあるらしい」
「え?何、どんなやつ?」
「こないだ、他校の奴がさあ・・・」
借金。・・・そうだよな。何も、好き好んで、こんな田舎に来て、そんな仕事するわけがない。煩い連中が、色々と訳知りな話を始めている。聞く気はない心算だったが、何気に聞いてしまう。・・・自然と、清乃の顔が浮かんできた。
「ランクやら、コース、時間で、金額が変わるとか、言ってた」
「写真があるんだろ?」
「ランクが上の方は、写真そのままだって」
「うわあ」
「たまに、いるって。普段は、普通の人の感じで、商店街とかでも買い物してるって」
「店主の親父に聞けば、識別してるとか、かもね」
「えー、誰か、教えてくれないかな?ああ、立ち飲み屋のおっちゃんとか?」
「仁義があるらしいから、ヤクザが、見張って、ウロウロしてるだろ?そういうことは、話さないルールらしいぞ。特に、ああいうとこは却って、口が堅いらしい」
「基本は、外からの専門のツアーのお客が主流みたいで、後はあれだね、地元と言えば、接待」
「さすが、八倉先生、よくご存知で」
「何故かな、」
「あーっ、八倉君って、何月生まれ?」
「は?・・・関係ないし。うちの親戚からの情報だ」
こそこそと話している筈の声が、段々、大きくなってくる。
「じゃあ、俺、本屋、寄ってくから」
「あ、待ち合わせだ」
「違う、・・・じゃあな」
小走りに、その一団から抜け出した。なんとなく、普通に、そんな話をしている奴等に同調してるようで、一緒に居たくなかった。
清乃のことに繋がる話、知ってる、知らないに関わらず、そこら辺の奴等と話すなんて、違う。そんな気がした。少なくとも、清乃は、噂の種になるのを嫌がるだろう。俺は、当然、そんな風に、聞くのも、喋るのもダメだ、と思った。
そもそも、そういうのが、嫌いだから。人の噂話とか、悪口とか、大概、正しくない情報で、伝え聞きしてる途中で、そういうのは、きっと、誰かが傷つく羽目になる。
「なあ、こん中で、次、誕生日なの、誰?」
「えーと、俺、早生まれなんだよなあ・・・だから、ああ、そうそう、免許だよ。大学決まってから、春休みに合宿に行く」
「合宿?・・・ああ、それ、いいじゃん」
「どこ?俺も行きたい。ちなみに、俺、六月生まれ、夏休みでも取れるかなあ」
「なんだあ、坂城。お前、坂城の癖して、特進なんて。免許とか、どうでもいいよ。それより、あんこの家業、継がなきゃ、ダメじゃん」
「えー、なんだよぉ、酷いなあ、姉ちゃんが、店は継いでるから、婿さんと。俺も特進コースで、受験しちゃ、いけませんか?免許とそれ、関係ないじゃんか」
「あれ?・・・一番なの、確か、雅弥じゃねえ?」
「あ、あいつ、五月生まれだもんなあ・・・って、関係ねえじゃん」
「ああ、そうか、実紅ちゃんがいるから」
「なんかなあ、なんか、いっつも、あいつばっかりだよなあ」
「まあ、ああいう、一見、真面目で、スカしてるのが、色々、進んでるってことあるから」
「八倉議員、相変わらず、鋭いご高察で・・・」
「八倉先生、お父様の地盤を継がれるんですか?」
「ふざけんな。・・・俺じゃない、次は、従兄弟んとこだから」
「っていうか、いつも、八倉君、何気に、雅弥にキツい」
「ふん、別に・・・」
「実紅ちゃん?」
「煩い」
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話の一つ一つが、噂話になり、小さな地方の町では、すぐ広がる。もう、懲りた。でも、その中で、親父は、本当に、等身大の感じで、人々に知られている。ある意味、信用というものが、人々の口に乗って、そうなっているのかもしれない。
要は、良いことでも、悪いことでも、人の目と耳が、常にあって、見られてて、聞かれているような所がある。
堂々としてればいい、と、よく、親父が言う。悪いことをしていないのだから、背筋を伸ばして、正しいと思うことを進めていけば、後ろ指を指されることなどないのだと。まぁ、解ってるし、俺も、その通りやってきて、それは、本当にそうだと思う。兄貴にしても、そうだ。筋を通す感じが、親父も、兄貴も、強面みたいに、周囲から言われている。地主の代表の辻は、折り目正しく、不正に対して、厳しく、怒らせると怖いと・・・。
それにしても・・・多分・・・。
また、清乃のことを考える。そうなんだろう。ヤクザに渡していた、封筒の金は、返済だったのかもしれない。あの時、なんか、ヤクザが言ってた。「すまない」とか、「助かる」とか・・・。すると、個人的な感じがする。あれは、金をせびられてる感じだ。
・・・ずっと考えが、頭から離れない。解決策はないものかと。そうなんだ。これは、俺の問題じゃない。解っている。多分、関係ないことだ。でも、捨て置いていい話なのだろうか?それでは、気分が悪い。
彼女の不遇な、その感じが良くない。あれは、生返事だろうな・・・本当に、仕事、辞める気、あるんだろうか?他の仕事が見つかれば、いいのではないか?借金は、いくらなんだろうか?
それこそ、余計なお世話なのかもしれないが・・・。
家に帰って、部屋で、何気に貯金通帳を見た。随分、貯まったな。これなら、一年分は、余裕で、自力で学費が払える。兄貴は、大学の在学中、後半から、義勇軍の予備士官的な資格から、若干の給料に当たるものが、国から支給されていたらしい。よって、親の負担が少なかったようだ。東都大は、国立だが、そんなのはないから、俺はまた、アルバイトしながら、行くんだろうな・・・。
アルバイトは、まだ、続けられる。そうだ、大学に行っても。あと、合格した成績次第で、奨学金、云々って、先日、話があった・・・。じゃあ、それなら・・・。
?
・・・俺は、今、何を考えていたんだ?
頭を切り替えようと、東都大の過去問の問題集を手に取った。
羽奈賀のマフラーが、本棚の上に置きっぱなしなっていた。元気でいるだろうか?・・・羽奈賀にだったら、こんな色んなこと、話して、聞いてみたかもしれない。そしたら、羽奈賀の目から見た、今の俺のことを、色々と言ってくれたかもしれない。それで、納得して、軌道修正したり、そんなこと、よくしていたような気がする。羽奈賀は、少なくとも、クラスの奴らとは違っていた。いい意味で、こんな俺の感じを、馬鹿にしたりせず、大人っぽい感じで、物事の判断をしてくれていたと思う。俺よりもずっと・・・。
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その週の水曜日は、生憎の雨だった。
帰り道、なんとなく、星見の丘の坂下まで、立ち寄った。例のりんごジュースを買って帰ろうと思った。地元の農園のものだが、小さい所のもので、商店街でも、たまにしか、売っていないのだ。気に入っているので、時々、飲みたくなる。
「あ・・・だめか・・・」
自販機の前には、やはり、あの二人がいた。
「帰るか」
踵を返そうとした瞬間、何か、音がした。雨の音に混ざった、その音は鈍いが、何か、弾くよう音だった。振り向いた瞬間、赤い傘が地面に落ちた。
「え・・・?」
清乃が、頬に手を宛てて、雨の中、地面に座り込んでしまっている。男は後ろ姿だった。・・・つまりは、あのヤクザが、清乃に、手を上げたというのが、すぐわかった。
俺は、瞬間的に、そこへ走っていった。
「何、してるんですか?」
すると、ゆっくり、ヤクザは振り返った。清乃は、だるそうに立ち上がった。長い髪は、もう、びしょ濡れだった。
「痴話喧嘩だ、ほっとけ、坊には関係ない」
「ほら、また、心配かけちゃう」
「なんだ?・・・ああ、ジュースか、気にせず、買えばいい」
「大丈夫だから、喧嘩する程、仲良し、なのよねえ」
そう言った、彼女は、ヤクザを窘めているような、それでいて、挑戦的な顔つきだった。
「おうよ・・・じゃあ、解ったか?」
「悪いけど、・・・これ、関係ないでしょ?」
「ある」
「宿じゃないのは、関係ない」
「ある、俺にはある」
「あんた、どんだけやったら、気が済むの?」
「だから、これで、最後やから」
「正規の分を終えれば、ここを出て、一緒にって。薹部の仕事、任してもらえるって」
「だから、その準備を、今、やっとるんやて」
「どうして、それが、あれなの?・・・あたしはまだいいけど、他の子まで」
「煩い、大声出すな」
「大雨の中よ、山ん中で、襲われたって、誰も・・・」
この時、清乃は、俺と目が合った。その瞬間、目が泳いだように見えた。きっと、俺が、なんか、すごい顔をして、見ていたんだと思う。
やり取りは、全部、聞こえていた。俺は、ヤクザと対等に言いあっている清乃が、最初は、別人だと思った。しかし、やっぱり、それは、彼女なんだと思った。止めないと・・・と思いながら、その激しい感じに、気圧されてしまった。
「んぁあ・・・頼む、最後の一度だけや、先様のご所望やから」
「こんなことしなきゃ、できないなんて」
「すまない、もう、これで、本当に、最後やから・・・清乃・・・」
あああ、これで、推し負けるんだ、と俺は解った。本当に、ドラマの一シーンじゃないか。こんなの。
「私の対価は?」
「・・・ええ、そんなの、坊の前で」
「言えないなら、行かない」
「何、戯言、晒しとんねん。お前、何様の身で言うとるんや」
ヤクザが切れかけている。最低だ。自分の恋人じゃないのか?
「俺が、どうにかせんかったら、これでも、済まされへんぞ」
「解ってるわよ、だから、宿って、言ってんの」
「言うことを聞け、この・・・」
見てられない。ついぞ、背後から、ヤクザの腕を掴んだ。振り上げた手を引き上げて、ギリギリ、清乃の顔の前で止めた。双方の手が震え、その力はは拮抗していた。ヤクザが振り切って、俺を突き飛ばした。俺は、坂道を少し、転げ落ちるように倒れた。
「ちょっとお、関係ないんだから、その子に怪我させないでよ」
「・・・ああ、坊、済まなかった・・・んがぁ、力あんな、お前」
清乃は、済まなそうに、俺に笑った。
「ごめんねえ、みっともないとこ、見せちゃった。はああ、仕方ない。この極道の馬鹿男の為に・・・。ちょっとお、本当に約束して。契約書にない仕事はしない。これで最後だから」
ふふふ、と笑いながら、ヤクザは清乃の傍に近寄る。パッと、彼女の足元に土下座をする。
「恩に着る。もう二度としない。これが終いや」
「あたしだけじゃない、他の子も巻き込まないで」
ヤクザは立ち上がると、清乃の肩に手を回した。
「解った、そうや、さすが、俺の清乃や。ほれ、さあ、戻ろ。洗ってやるさかい。今日は、あれや、あの、なんとかっていうブランドのドレス、部屋にきてるんや・・・」
「UNAGA(ウナガ)でしょ?あのお屋敷のね、ランサムのデザイナーのね」
「お前、前、お屋敷のパーティの時、似合ってたからな。使ったら、もらって、いいそうだからな、ご褒美やから」
「まぁ、結局、商売用のドレスってことね」
「なんでもええ、お前の為のドレスや。着こなせる、こんな綺麗な女、みたことない」
なんか、解り易い緩急の感じが・・・凄い。極道映画か?これは・・・。ヤクザ、諸島部の生まれなんだ。訛りが丸出しになってる。・・・それにしても・・・、
「もお・・・ああ、ごめんね。心配しないで」
「ああ、はい・・・でも」
多分、仕事のことで揉めていたのだろうし・・・。何か、言おうにも、言いづらい感じになっていた。
要は、ぶっちゃけた所の真実は、歯に絹も着せずに、纏めて話すとこういうことだった。
この頃には、俺は、羽奈賀の情報や、これまでの流れで、清乃の素性が解っていた。山の中腹の宿泊地にある遊興施設、『春海楼芳野』の娼婦だった。懇意にしているヤクザの男は、要は監視役で、彼女の年季が明けるまで、逃がさないようにしている上、ヒモであり、上がり以外にも、外で金をせびる。別建てで客を回してくるという最低な状態だった。それでも、清乃は、その男を愛していた・・・ようだ。
「最近は、こうやって、揉めることばかりよ・・・いやね、私が出て行ってる内は、まだ、いいの。他のことで、ごり押しされたら、この人・・・」
結局、その夜、清乃は、男の言う通りに、仕事に出て行ったらしい。
俺は、それでも、やっぱり、納得はできないし、していない。
・・・なんか、散々な感じだ。
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また、雨に濡れてしまった。傘があるというのに。帰ると、母親が出迎えた。
「お帰り、まあ、また、随分な濡れ鼠だね、制服、上手く、明海さんに洗ってもらいなさい」
「転んだだけだから」
「気を付けなさいよ。お父さんに言われてる通り。それだけ」
タオルを持ってきてくれた。こういう時、あまり、煩く言わないのが、この母親だった。他の家では、母親は口煩いらしいが・・・。
俺は、心配させない心算で、重ねる。
「ちょっと、ドジった。滑って、こうなったんだ」
「怪我してないの?」
「大丈夫」
「お風呂、最後だからね。ご飯は?」
「食べる。遅くて、ごめんなさい」
「明海さんが、とっといてくれてるからね、早く、いってあげて」
「解った」
今夜も、色々と考えさせられた。あいつらが、あの施設のことを言っていたが、それも複雑だ。夕飯を食いながら、ついぞ、口についてしまった。
「嫌だな、なんだか・・・」
台所で、片づけをしていた兄嫁が、それを聞き逃さなかった。
「え?どうしたの?」
「ああ、いや、別に・・・あ、今日は、兄貴泊まり?」
「そうだけど・・・」
「明海さんは、東都から、長箕沢へ来て、良かった、ですか?」
何気なく、聞いてしまった。
「えー?結婚して、こっちへお嫁にきたこと?」
「ん、まあ、そういうことかな・・・」
「えー、なんで?」
「ああ、なんとなく」
片づけの手を止めて、明海さんは、振り向いて、笑った。
「うん、良かったと思ってるよ」
「・・・なら、良かった」
明海さんは、相変わらず、それ以上、こちらに質問の意図を尋ねることなく、食後の片づけを続けた。遅くなり、悪いと思い、自分の茶碗ぐらいは洗った。
「テレビついてるなあ、まだ、泰彦、寝てないみたい、本当にもう・・・。じゃ、私、行くから、おやすみなさい」
「あ、ご馳走様でした。おやすみなさい」
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嫌だなと思った。
・・・時期が来て、もしも、あいつらが、大人に連れて行ってもらったら、そういうことになるのか。
単純に、嫌だと思った。それまでに、清乃があの仕事を辞めないかとも思った。
ずっと、こだわっている。
・・・そうだ、やっぱり、そうしよう。・・・それしかない。
誰があそこに行くんでも、それは違う。あのヤクザが、彼女の大事な相手だとして、なんで、そんなことさせるのか、俺だったら、考えられない。
その晩は、ずっと、そのことが、頭の中をぐるぐる巡って、燻るようにしていて、眠れなかった。窓から、星を眺めながらいても、まんじりともできずに、いつの間にか、星は薄く消え、朝を迎えていた。
~つづく~
みとぎやの小説・連載中 「守護の目覚め①」 守護の熱 第十話
学園ドラマ、任侠映画のミックスみたいになって、
そろそろ、つっこみどころが満載になってきましたね。
今回、公開後に、二カ所修正しました。
一度、御覧になった方、混乱されたら、申し訳ございません。
まずは、扉絵、思う所があり、公開後に変更させて頂きました。
あと、一度、セリフの頭に脚本式に名前を入れましたが、やはり、読みにくいなと思い、そちらも修正させて頂きました。
こてこてに、ベタにやったのが、ヤクザと清乃の痴話喧嘩のシーンです。
わざとらしいぐらいの関西ヤクザ感と、怒ると負けないくらいに強く出る清乃は、その愛人感が出ていればと思います。
さて、雅弥は、何を決意したのでしょうか?
次回は「守護の目覚め②」となります。お楽しみに。
このお話は、こちらから、纏め読みができます。
宜しかったら、お立ちよりください。
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