子どもが配信活動!親はどうする!? ~配信活動のメリット編~
はじめまして、もしくはこんにちは!
元アイドルマネージャーのSくんです!
一部地域では梅雨も明けて、とうとう夏本番といった暑さですね。
今年は猛暑という言葉がぴったりの、本当にびっくりするほど暑い夏になりそうですがみなさんいかがお過ごしでしょう?
夏、といえばそう!夏休み!
と、いうことで今回は夏休みを迎えるお子さんを持つ保護者の方向けの記事です。
実は夏休みをきっかけに配信を始めようとしているお子さんは少なくありません。
今年のように猛暑だと、家の中でできる遊びを探したくなるもの。
そして、せっかくの夏休みなら日頃と違うことがしたい!と思うのは自然なことですよね。
TwitchやTikTokなど、高額な専用機器がなくても配信できるプラットフォームも増えた結果、配信活動開始のハードルは誰にとっても低くなってきています。
言ってしまえば、スマートフォンやゲーム機さえあれば誰でも配信できる時代。
あなたのお子さんだって、こっそり配信しているかもしれませんよ。
というわけで、今回は未成年者の配信活動について、お話していこうと思います。
1.子どもが配信活動!?
YouTubeやTikTokを通しライブ配信が誰にとっても身近なものになってきた昨今、未成年の配信者は確実に増えてきています。
実際にYouTubeのゲーム配信だけに絞っても、設定ではない「リアル学生Vtuber」や未成年の顔出し配信者を見かけること、ありませんか?
子どもの配信についてはいろいろな見方・考え方があるかとは思います。
が、僕は頭ごなしに「だめだ!」と禁止する時代は終わったと考えています。
親が配信活動を禁止したとしても、二十四時間監視することはまず不可能です。
逆に、子どもがこっそり隠れて配信をしていた結果トラブルに巻き込まれ、親が知ったときには大事に発展していた、なんてことになりかねません。
あるいは、トラブルがきっかけで子どもが犯罪に巻き込まれてしまうことも……。
そういった悲しい事態を避けるためには、子どもが配信活動に興味を持った際に、親としてどう向き合っていくのか、が重要になってきます。
ただし!
子どもの目にはいわゆる有名配信者、成功した方の姿しか見えていません。
「お金が簡単に稼げる」だとか「すぐに有名になれる」だとか……。
大人にだって、そんな夢を見てしまう人は少なくありませんよね。
現実には、そんな簡単なことではありません。
有名になんてなかなかなれませんし、お金も稼げません。
ですが、子どもの目にはなかなかそういう負の側面は見えないもの。
そして当然ですが、配信業はまだまだ一般的な職業とは言えません。
こういった配信業の負の側面や危険性は学校では教えてもらえないものです。
現状、配信活動をすることの難しさであったり、たいへんさを子どもに教えることができるのは親だけなのです。
2.子どもが配信活動するメリットなんてあるの?
では、実際に子どもが配信者として活動することのメリットとデメリットについて考えていきましょう。
デメリットはみなさんもすぐに思い浮かぶことかと思います。
と、いうかデメリットしか思いつかないかもしれません。
ですが、子どもの配信活動にはちゃんとメリットも存在するのです。
まずは、6つのメリットについてご説明していきましょう!
1.社交性が培える
配信をする、ということはたとえるなら、全校集会で全校生徒の前に立って話すようなものです。
たくさんの人の前で自分の気持ちを伝える力がつきます。
さらに、視聴者だけでなく、同じ配信者と交流することにより、顔の見えない違う立場の相手に自分の考えや気持ちを伝えるためにはどうすればいいか、を考えること。
これはお子さんが将来大人になってどんな職業に就いたとしても活きてくる要素です。
2.配信でしかできない経験ができる
日本にいながら海外の友人や年上の知人ができるのもメリットだと言えるでしょう。
日頃関わることのない人と出会うことはお子さんの視野を広げるいい経験になります。
それはインターネットでしかできない体験です。
また、配信活動自体が同年代の他の子どもがすることのない経験と言えます。
子どもに周囲とは違う特別な体験をさせたい、と思うなら配信業はぴったりかもしれません。
3.数字に強くなる
これは意外に思われる方も多いかもしれません。
が、有名なものだけとりあげてみても、APEXでは残弾の管理、マインクラフトの素材数の管理など、常に数字を考える必要のあるゲームは実は多々あります。
ゲームを通して簡単な計算がぱぱっとできるようになる力がつく。
あるいは、ゲームがうまくなりたい!という目標のために、算数の勉強をがんばらせるモチベーションになるかもしれませんね。
4.計画性が身につく
配信活動において、計画性というものは非常に重要になってきます。
一週間・一か月の配信スケジュールといった短期計画から、半年・一年の配信活動の長期計画まで、様々な計画を立てていくことになるからです。
そしてその立てた計画の結果が登録者数や再生数で目に見えてわかるため、「こういう計画を立てて、こうなった。計画をどれくらい実行できたのか。目標は達成できたのか。次はどうすればいいだろう」という風にどんどん改善していくことになります。
その過程でお子さんに自主的な計画性が身についていくのです。
また、配信活動を始める時点で目標を考え、その目標、たとえば「チャンネル登録者100人」を達成するためにどうすればいいのかをお子さんに考えさせる。
ここで重要なことはその目標と達成のための計画を親御さんがなるべく軌道修正してあげることです。
子どもは限度を知りません。
あまりにも高い目標や過密なスケジュールであった場合、親の方で本当にそれで大丈夫かな?どうかな?と確認してあげること。
そうすることで、お子さんの計画性をよりいっそう育んでいくことができるのです。
6.集中力を培える
親御さんがよく「うちの子は集中力がなくって……ゲームばっかりしてるんです」と言われますが、実はそれは間違い。
ゲームに対して集中力を発揮できるなら、勉強など他のことに対しても集中できる下地はできているんです。
問題はその集中力をどうやってゲーム以外のことに向けてもらうか。
この問題についてどう取り組むかは各家庭でそれぞれ変わってくるかと思います。ただ、頭ごなしに抑圧するよりも、お子さんの個性に合わせてうまく誘導してあげることが大切です。
3.さいごに
さて、ここまでは配信活動を行うことのメリットを上げてきました。
配信活動はお子さんのよりよい成長の糧にもなり得るのです。
ただし、子どもの配信活動はいいことばかりではありません。
むしろ今の世の中だとデメリットが多すぎることもまた事実。
未成年者が配信活動を行うことのデメリット、そして子どもが配信活動を始めた時、親は何をしてあげられるのかについては、また来週のnoteで取り上げていこうと思います!
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