腹式呼吸との出会い
小学5年の時、スポ少で少しの間バレーボールをやったことがある。町に小学校は複数あるが中学校が1つしかない狭い環境で、小学校卒業後の中学校入学までの春休みの間、1つ上の知人が我が家までやってきた事もあった。陸上部への勧誘だった。
なんとなくだけど多分、中学校では何か運動系の部活に入るだろうなとぼんやり自分なりに考えていた。
さて、入学式当日。
小学校6年間、式典等での校歌はピアノ🎹伴奏で歌うのが常だった。そして小学校の鼓笛隊🥁🪗くらいしか知らなかったわたしは、初めて聞く中学校の校歌斉唱の際に生演奏する吹奏楽に 圧倒された🎺🎷
惹かれたのは たしか。しかしながら、入部するつもりなんてさらさらなかった。けれども、ふらっと見学には行って……。と、その流れでなんとまあ入部するかたちとなった😆 流れに流された。
トランペットとかクラリネットとかはほとんどの人がすぐわかる。わたしはサックス 担当になった。どの楽器やってるか聞かれて答えたとて、ん!? となるのがオチだった。 (当時、チェッカーズの尚之の楽器って言うと すぐにわかってもらえてた🎷)
ただ、すぐに楽器演奏できるわけでなし、マウスピース(管楽器の口に当たる部分)での基本練習時期の長いこと長いこと。笑
加えて徹底的にやらされた事がある。それが 腹式呼吸だ。なんじゃそりゃ。小学校を終えたばかりの12歳の私には 最初、習得するのがめちゃめちゃ困難だった。息を吸う時にお腹を膨らませる?! どゆこと🤔!? 普通凹むんじゃね?
とにもかくにも、来る日も来る日も息を吸う時に意識的に無理矢理 お腹を突き出してふくらませて「呼吸の練習」をした😂 呼吸なんぞ無意識にやる事なのに、だ。
年齢を何十年も重ねた今、無意識に腹式呼吸で生きている。この呼吸法の効果は皆が知るところだ。
ヨガが良い、太極拳が良い、瞑想が良い….
要はリラックスするのが大前提であるが、やっぱり呼吸って大事。中学生の時に習得したのがその呼吸法だ。
人生に無駄なことって、なにひとつない。
なんなら badなことすら 必要悪。
読んでくださり ありがとうございました🙇