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がんばれゴエモン来るなら恋!綾繁一家の黒い影!のレビュー


昨日のボンバーマンの比ではないレベルの拷問ゲーム
  

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これは前作のレビュー。改悪点もかなり目立つ。


○ゲーム情報

  • ゲームハード PS。アーカイブスは未配信

  • 値段 5800円

  • ジャンル アクション

○ゲームの登場人物

  • ゴエモン 彼が長屋で居眠りをしていることから始まり、おみつに起こされるが、怒ってしまう。怒ったおみつの機嫌を宥めるために山に団栗を取りにいくことになるが、戻ってくるとおみつがいなくなっていて、旅に出る。旅の序盤で怪我をして、使用不能な期間がある。彼のみ、前作とは声優が変更になっていて、現・ドラえもんの野比のび助の声優が採用されている。

  • エビス丸 ゴエモン同居する胡散臭い関西弁の太った忍者。ゴエモンと一緒に山に団栗に取りに行くが、道中でキノコを拾い食いして、お腹を壊してしまう。その時にヤブという名前の医者に助けられる。冒険の中盤でゴーと対峙するが、かなりマイペースに対応する。武器が前作と変更になっており、フライパンになっている。

  • サスケ 物知りじいさんが作ったからくり忍者。今回はちょんまげ攻撃はできない。ストーリー中盤で合流する。デッチと対峙し、空中戦を繰り広げる

  •  ヤエ ゴエモンたち一行のヒロイン。ヤエバズーカは廃止。サスケ同様にストーリー中盤で合流。その後、サンと対峙し、水中戦を繰り広げる

  • 物知り爺さん からくりを作るのが趣味の爺さんで今作は一人一人にインパクトを作成し、男キャラのインパクトは渋々なくせに、ヤエのインパクトだけとは喜んで作っていた。ゴエモンインパクトの修理にも携わった。今回はギャルの本で敵から買収されなかったらしい

  • おみつ ゴエモンを起こしたら怒鳴られて、ご機嫌を損ねてしまう。ゴエモンたちが団栗を取りに行ってる間にデッチ、ゴー3匹にさらわれてしまう。綾繁家の一人息子、ボンと結婚させられそうになる

  • デッチ 綾繁一家とは血縁関係がなく、一家に雇われている用心棒のデッチゴー3匹の1人。中盤にサスケと対峙する。緑色の衣装にちびまる子の丸尾くんのようなぐるぐるメガネが特徴的でテンションがめちゃ低いが、イラつかせる言動が多く、デッチが欲しい?と聞いて、サスケが欲しいでござる!と答えるとデッチがあげないというセリフが個人的にかなりイライラした。

  • ゴー デッチゴー3匹の1人で、常に真ん中にいる。赤い衣装と眼帯とが特徴的な何かと熱い男だが、声が学級王ヤマザキっぽい。ハリセンを持っていて、サンの下らないボケに突っ込むが寒い。単独でエビス丸と対峙し、陸上戦を繰り広げる。

  • サン デッチゴー3匹の1人で、黄色いウサギのような格好をしている。この3人声優は女性だし、サン自身も顔つきも中性的な顔立ちをしているため、分かりにくいが女性らしい。アンパンマンのメロンパンナのようなロリボイスで寒いギャクを飛ばしてはゴーに突っ込まれてるがどっちも寒い。こんなの喋らされてる豪華声優陣が可哀想。

  • ヤブ医者 名前がヤブの医者。3頭身のギャグ漫画のような体型をしているハゲたおじさん。キノコを食べたエビス丸を治療したり、怪我をしたゴエモンに薬を提供したりとゴエモン一向に協力する怪しい医者。しかし、冒険終盤では・・・?

  •  綾繁の母 傍から見ると背が高い美女だが、息子、ボンを溺愛するモンスターペアレントかつ、ムスコンなヤバい母親で息子のわがままを全部聞いて、とことん甘やかす。息子がおみつと結婚したいという要求1つで、おみつの意思なんぞ、お構い無しに結婚させようとする、かなり自分勝手な母親。夫が儲けた金で日本全土を買い占めようと考えて、夫にも別居を要求されたらしい。冒険序盤に多額の金で買ったメカで、ゴエモンとインパクトを完膚無きまでに叩きのめした

  • 綾繁ボン 母親から溺愛された根っからの筋金入りのマザコンバカ息子。見た目もわがままボディで子供がそのまま大人になった容姿と性格で、話し方もママちゃま、パパちゃまと大の大人と思えない幼児的な話し方で、おみつの意思なんてどうでも良く、ただ、自分が結婚したいというわがままだけで、さらってしまうというヤバい人。自分の要求が通らないと分かると、既に結婚を諦めた母親を押しのけて、暴走するほど自己中極まりない男。

 ○インパクトたち

  • ゴエモンインパクト 前作にも登場したゴエモンを模した巨大メカ。今作も敵が大きすぎて困った時に何時でもやってくる、礼儀正しく、健気なメカだが、綾繁の母に完膚無きまで破壊され、物知り爺さんに修理される。今回はゴエモンインパクトだけ声優がつき、ゴエモンと現・野比のび助(ドラえもん)と同じ声優がやっている。

  • エビス丸インパクト 物知り爺さんがイヤイヤ作ったのが分かる、いつも笑ってるエビス丸と違い、死んだ魚のような目になっていて、不気味なメカ。陸上戦専用で素早さが低いが、体力が高い。おにぎりのようなハナ小判を飛ばす。ゴーの巨大メカと戦う

  • サスケインパクト 物知り爺さんが口が裂けていて、これもまた不気味なインパクト。どうしてこうなった。空中戦専用インパクトで素早さは高いが体力が致命的に低く、デッチの巨大メカと戦うが、できるだけ当たらないように動きたい

  • ヤエインパクト 人魚型のインパクトで水中戦専用。ギャル好きの物知り爺さんは喜んで作って、抜群のプロポーションと嬉しそうに言う割にはやはり顔が不気味で、ゲームのグラフィックも最低クラスなので、不気味さが際立っている。今作はゴエモン以外にもインパクトを作りました!と言うがまともなデザインの新インパクトがひとつも無い。

  • ゴージャスインパクト ゴエモンインパクトを中心にほかのインパクトの部品を重ねたインパクトで、全員の長所を集めたと言うが、終盤の強引すぎる展開で評判はすこぶる悪い。体力も1000になってるが、敵は3000と3倍になってるので増えてる実感しにくい

 ○ゲームの流れ

アクションステージは前作のような3Dアクションで敵を倒しながら目的地まで進んでいき、ライフは前作のポイント制ではなく、ゲージ制のアクションゲームで昨日のボンバーマンのように雑魚を倒しながら、目的地に着くゲーム。これまた問題点だらけのシロモノ。場外に落ちてもライフが減るだけで、ミスにならないのは唯一の救い。

  • このキャラクターじゃないとクリア出来ないギミックや雑魚敵は一切削除

  •  雑魚敵がやたら硬い。あっちこちにいる全部の敵が倒すのに1分以上かかる!結局場外落とせるなら落とすしかない。終盤になると倒すのに10分くらいかかる雑魚敵も余裕でいる。マリオに例えるとクリボーやノコノコを倒すのに1分以上かかるゲームだと思っていい。

  • そのくせ、プレイヤーを見つけるのは早く、すぐに追跡してきて、マリオのように一定距離離れたら追跡してこなくなると思うが、このゲームはそんなに甘いゲームではなく、場外に落ちる、リフトなどに乗り移るなど足場が変わるまで付き纏ってくる。

  • 目的地に着いたと思ったら街に自動的に戻らず、街が戻るまでがゲームというまるで家に戻るまでが遠足という小学生の遠足のようなことをさせられる。デスルーラをしようとするとコンティニューしても目的地に戻されるため、無理。

  • カメラワークも悪く、よく場外に落ちる。

  • 回復も拾っただけでは回復せず、いちいち面倒でポーズを開いて団子やおにぎりを選択し、回復するという無駄動作が多い。

ともはや流れを説明するだけで問題点がぽんぽこ出るのだ。まあ、悪い点で細かく説明する。なので、アクションステージは攻略する側からすれば、雑魚敵は無視推奨のお使いゲームとなっている。 
あまり意味は無いので書かないでおこうかなと思ったけど、キャラクター交換は街の赤いボックスで出来る。
このゲーム、キャラクターの能力やアクションはどれも同じかつ、レベルなどの概念もないので、交代する意味は無い。キャラクター固定ステージ以外はお好みで。

○インパクトステージ

インパクトの方がまだ遊べる。前作よりんがゲージ、パンチゲージが見やすくなり、百列パンチやんが砲もコマンド操作が要らなくなった。前作は固定でインパクトが動かすことが出来なかったものの、今作は正方形のフィールドで動かしながら戦うシステムになっている。
チェーンキセルで敵を引き寄せることが出来なくなった。
負けてコンティニューする度にHPが増える仕様になっている。
こんなゲームをクリア直前までやって、もう苦痛でしかないから、途中有料なのは許して欲しい。

○個人的評価

評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最低)

  • ストーリー E

  • グラフィック(当時基準)D

  • ゲームバランスや難易度 E

  • 操作性 E

  • 世界観 E

  • BGM A

  • ゲームの面白さ D

  • やり込み要素 E

  • 総合評価 E

  • 適正価格 20円(正真正銘のクソゲーでバーチャルボーリングと並んで褒めるところがほぼ無いゲーム)

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このゲームといい勝負のヤバさである。

○良い点

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