戦国無双2猛将伝をレビュー
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新規以外の登場人物などはこちらを参考に。
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同時期に発売された似たゲーム性のゲーム。
〇ゲーム情報
ゲームハード PS2(アーカイブスは未配信だが、PS3に本編とMIXjoyがしてあるwith版はある)
値段 4708円
ジャンル アクション
〇ゲームの登場人物
今作は初代復活組、NPCからの昇進組、完全新規組が居る。
元からの登場人物は本編レビューで。
初代復活組
今川義元 衣装も新しいもので登場。相変わらず、白塗りの公家風の男で殺伐とした戦国に見合わず、マイペースな性格をしている。史実だと桶狭間で早期退場してしまう為、オリジナルストーリーを組まれていて、1人で蹴鞠していたが、寂しくて仲間を探す旅に出るが、合戦に巻き込まれて仲間を見つける。嘗ての人質、家康が出世する姿を見て、喜んでいるセリフもある。
NPCからの昇進組
昇進したため、護衛武将から外され、護衛武将は別の武将が差し替えられている。
柴田勝家 武器が槍から斧になり、山賊感が増した。性格も無骨な男で、信長への忠義心は本物。やはり、本能寺の変の後、お市の事を想い、行動し、結婚するが、秀吉と対立し、敗北してしまう
佐々木小次郎 白塗りの剣豪で、やはり武蔵に執着する男。武蔵との対決の果ては?
新規武将組
前田利家 槍の又佐と呼ばれる男で慶次の義理の叔父。信長の部下で、柴田勝家と親しい。槍と剣を使うが、槍は背負っているため、隙が大きい。
長宗我部元親 四国の大名で、反骨精神が強く、三味線のロッカーと無双にしてはかなりぶっ飛んだ設定になっている。
ガラシャ 明智光秀の娘でショートヘアの赤髪の少女。ロリータファッションをしており、戦国にしては浮世離れた姿をしている。彼女の魔法の腕輪が力の源らしい。好奇心旺盛で、女好きで有名な孫市にダチと称してついて行ってしまう。他の武将とは違い、ガラシャと呼ばれることは無く、光秀からはあなたと呼ばれ、4の小少将からはわらわちゃん、三国の司馬懿からは小娘、他はお主、君、お前など二人称で呼ばれる。
〇2からの追加要素
ゲームの流れは2と同じ。新規武将に伴う、追加ステージなどがある
桶狭間の戦いが織田、今川両軍ともに復活
海賊討伐戦がある
四国征伐が豊臣、長宗我部共にある
レベルは70まで伸びる
難易度が易しいの下の天国、修羅の上、地獄も追加
第5武器が追加
全ての武将が強攻撃も一段階追加。
傭兵演武モード
プレイヤーが傭兵(プレイヤー武将から1人選択する)となって、戦国を渡り歩くモードで、任務を選択し、その中から1つ任務を選択する。
選んだ戦場ルールは敵味方適用され、厳しいものであればあるほど、宝珠などの報酬も高くなる。
イベント選択では玉を消費して、様々なイベントを起こすことが出来る。イベントには他のイベントをクリアしないと出ないものもある。玉は戦いに勝利すればもらえる。
武将を雇用するイベントを起こすことで配下を増やすことが出来、配下は最大5人を設定することが出来、戦いには2人連れて行ける。
武将たちには個性があり、兵科、傭兵能力、傭兵レベル(成長レベルとは別物)アップに必要な出撃数も異なる。傭兵レベルが上がると新しい傭兵能力も覚えてくれる。
何度も同じ家を味方しているとイベント選択で仕官選択ができるようになり、宝珠などの報酬なども増える。
アクションなどの成長などは無双モードやフリーモードの成長と共有している。
〇個人的評価
評価は
S(最高)→A→B→C→D→E(最低)
ストーリー A
グラフィック(当時基準) S
ゲームバランスや難易度 B
操作性 C
世界観 A
BGM S
ゲームの面白さ A
やり込み要素 B
総合評価 B
適正価格 1500円(クソゲーでは無いが、無印に比べると改悪点も目立つ)
〇良い点
前作の修羅属性が猛威を奮っているなど細かいバランス調整がされている
戦国BASARA2英雄外伝とは同時期に発売されたゲームとは思えないグラフィッククオリティの良さ。英雄外伝が64レベルなのが痛いが。
佐々木小次郎や今川義元、ガラシャなど歴史上の記述が少ない人物や早期退場してしまう人物、大人の事情で細かく描けない人物などはオリジナルストーリーを組まれていて、私的には好き。BASARA程ぶっ飛んでない。
BGMがどれも秀逸
桶狭間の戦いが復活し、前田利家などにも織田軍シナリオが追加されている
難易度が天国で無双が初めての人にもとっつきやすくなった
難易度が地獄で無双上級者にも歯ごたえある難易度
第5武器が追加され、新しい武器収集ができるようになった。勿論、難易度は難しい以上で取れる。修羅や地獄は完全、やり込みの域。
レベルが70まで追加され、成長の楽しみがある
無印があれば最初から全ての武将で遊べる
画面が明るくなったり、無印の長所はそのまま
強攻撃も1段階追加
×悪い点
相変わらず、起動する度、三國無双2と同じく、無印を読み込んで、猛将伝の作業が面倒くさい。withでは解消されている
フリーズなどの新たなバグがある
新マップの四国征伐のマップが狭い
やや、処理落ちが激しい
新規武将がどれも癖が強い操作感。前田利家は後ろに槍を背負ってるせいで、いちいち収納したり出したりする動作に隙があったり、ガラシャはリーチが異様に小さく、攻撃力もお市以下で初代の悪夢が蘇る。ただ、馬上攻撃力は強いので、馬がないとかなりキツイ、元親も武器が三味線とやはり癖が強いし、義元も相変わらず振りが遅く、最弱候補、勝家も斧なので、やはり振りが遅いなど、癖が強い。癖なく使えるのが佐々木小次郎しかいない
全員出現しているので、双六や無限城の意味が無くなった
相変わらず、阿国、森蘭丸の無双モードはなし
エディットモードも実装無し
〇総評
バランス調整などの猛将伝特有の改善や今作が初の猛将伝から新規武将という試み、新規マップと追加点もあるが、新規武将が使いづらい、新規マップの四国征伐は狭いなど改悪点も目立つゲーム。
いちいち無印使って、読み込んでが面倒になるゲームで、そこも改善には至らなかったのか。
〇次回予告
マリオカートアドバンスをレビューする。