中学生の時の集団リ〇チ事件 いじめ以上の凶悪犯罪 (私の自己紹介)
今回は、私が中学三年生の時に身近で起こった集団リ〇チ事件の話です。私が子供の頃は、中学校・高校において校内暴力全盛の時代でした。できる限りキツイ表現を避けますので、多くの方に読んでいただきたい実話です。
<注意>
5日(火)午後6時からスキ制限にかかっています。
しばらくの間スキのお返しができません。
誠に申し訳ございません。
なお、1日(金)に書いた記事と全く関係がない訳ではありませんので、念のためその記事のリンク先を貼っておきます。まだ読んでいない方々には併せてご覧いただければ幸いです。
最初にお断りしておきますが、地方の場合、小学校と中学校は公立校(県立・市立)がメインです。ですから、そう簡単に学校を選択できません。たいていの場合、学区が決まっていてその地区の決められた学校にしか通学できませんでした。なお、最近の学区制に関しては全く把握しておりません。
今から数十年前の話です。私が中学三年生の時に実際に起きた話です。
高校入試が近い冬の時期でした。いつも通り授業が終わり、学校の昇降口で上履きと下履きを交換していたところ、外の異様な雰囲気を察知しました。何だか怪しげな雰囲気の中学二年生が20名ほどいたのです。
出口を出ますと、一人の生徒が私に近づいてきました。顔見知りの生徒でした。そして、彼が言うのです。
「Wがどこにいるか知ってる?」と。
顔見知りの彼は1年後輩のSでした。家が近くだったので、小学生の頃は一緒に遊んだ記憶があります。そして、彼は中学二年生の頃には、私の母校では四天王の一人でした。
私の同級生である三年生は、校内暴力に関しては治まっていました。しかし、下の二年生の連中はエネルギーがあり余っていて、暴力事件が絶えない世代でした。
そのため、番長と四天王が存在していまして、彼はその四天王の一人だったのです。今では笑いごとで終わりそうなネーミングですが、昔はこういうドラマやアニメみたいなポジションが存在したのです(笑)。
そして、さっきのWは私のクラスメイトで、当時複数の中学二年生とトラブルを起こしていたのです。
私はその場ですぐに答えました。
「まだ、学校にいるんじゃないかな?」と。
今思いますと、もう少し機転の利いたことを言えば良かったのですが、当時は受験直前でそこまで頭が回りませんでした。それに、クラスメイトのWとはあまりいい仲ではなかったので、私はさっさと逃げてきました(笑)。
それに、さすがに私1人では20人も相手に何もできませんからね。
そして、翌朝のことです。
新聞には大変なことが書かれていました。
確か、
「〇〇中学校で集団リ〇チ事件発生! 少年は民家に逃げ込んで助かる。」
のようなタイトルだったはずです。
その日学校に行きますと、不思議なことに教室にはWがいました。彼は、見た目上特に大きな怪我などはしてはいませんでした。しかし、中学二年生数人に暴行を受けて民家に逃げたことは確かなようです。その後、その民家の住人に助けを求めて警察を呼んでもらったらしいです。そのため、最悪の事態を免れたそうです。
大事には至りませんでしたが、この話は集団リ〇チ事件の中では遥かに軽い方です。酷い話を書こうとしますと、ここでは載せられないです。
余談ですが、ある格闘技のプロがあるテレビ番組で話していました。あるインタビュアーが「路上で喧嘩を売られたらどうしますか?」と質問しました。すると、彼はこう答えたのです。「逃げます。」と。
私もこれが正解だと思います。若い頃は粋がって喧嘩を売ったり売られた喧嘩を買ったりする人がいますが、それはやめた方がいいです。自分の子供や孫にも逃げることを教えた方がいいです。
なぜなら、人は簡単に死ぬからです。
数年前にある女性が顔を一発殴られて死亡する事件がありました。事件発生の詳細な状況は忘れてしまいましたが、目を殴られて目が破裂してそのまま死んでしまったのです。目は脳の一部です。つまり、目が破裂するということは脳が死んだ状態に近いのです。
人は当たり所が悪いと死んでしまうのです。15回のビルから落ちて助かる人もいれば2回から落ちて死ぬ人も大勢います。
ですから、人を殴ったり人に殴られたりする状況は非常にまずいのです。
もし家庭内暴力やその他の暴力で苦しんでいる人がいたならば、早めに警察やその他の専門家に相談した方がいいです。私も一度似たような話をされたことがありますが、正式な相談ではなかったのでその当時の立場上何も言えなかったです。
今回の話は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また、いつもスキありがとうございます。