右手が動かなくなりました。
2023年7月1日の朝、僕の右手は全く動かなくなりました。
その日は結婚式の仕事もあり朝の4時に起床。
そして違和感というか、右手があるのに、なんにも反応してくれない。
脳の病気でも怖い、お客さんや、業者さんに迷惑かけるのも怖い。
全身から血の気が引いていく中、救急に連絡すると、すぐに救急車を出しますとのこと。その返答である程度覚悟というか、逆に冷静になりました。
意識があるうちにと思い、業者さんにも朝5時に連絡したら、穴埋めは出来るとのことである意味一安心。
そして脳の検査やレントゲン等、検査が終わり診断されたのは
正中神経麻痺
結果的に完治に3ヶ月かかりました。
フォトグラファーとして安定して仕事を貰えていたのですが、、、
一旦今後の予定が白紙になりました。
生活防衛のために100万弱は投資以外で持っていましたが、診断一ヶ月後もカメラを握る握力は戻らず、仕事をしない事にはお金が減るだけ。
幸運な事に、病院ではリハビリテーション科があり、そこで握力が少しでも戻るようにと、手に装着する装具というものを紹介され、それを手につけると日常生活が送れるくらいには右手を動かせるようにはなりました。
嫁と1歳の子供の生活もあるため、このままではダメだと思い、、、
そして始めたのは出前館
大学生の頃に4年間ピザ屋のバイトをしていたため、抵抗なく始める事が出来ました。
はじめた時期が8月の夏休み需要なのもあり、何とか、一ヶ月暮らせるくらいの収入は確保出来ました。(最初は要領がわからず一日待ってもオファーが2.3件とグダグダでしたが。)
9月半ばくらいには手もある程度回復し、カメラも持てるようになりました。
仕事も全て白紙にしてもらったので、取引先も減りましたが、馴染みの業者さんは元通り仕事をくれるようになり、またある程度復帰することが出来ました。
今回の件で学んだ事は、
人生何があるかわからない。
しかしながら生きていくにはお金がいる。
その時できる事をなんでもやっていく。
死ぬまで僕は仕事をしていきます。